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今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

タイトル「いつも手元に」
作者  Nyaoさん
制作者コメント 

道端にふと咲いていたり
どこかまで観にいかないと
お目にかかれない桔梗の花
そんな大好きな桔梗が手元に欲しくて
一輪差し風のペンダントトップに
仕上げました♪

Nyaoさんも銀粘土経験者だが
引越しで前の教室に通えなくなってしまい
うちの教室に来てくれることになった生徒さんだ。
教室をやめる方の一番多い理由が引越しなので
引っ越した先で続けてもらえるのはとても嬉しい。
うちの卒業生達も引っ越し先で
また銀粘土制作を続けてくれているといいなあ。

さて、今回Nyaoさんがモチーフに選んだのは桔梗。
制作者コメントにもある通り、花屋さんで手軽に買えるというより
どなたかのお庭やお寺でひっそり育てられているイメージ?と
調べてみたら、なんと絶滅危惧種だった!!
派手さはないが、凛とした素敵な花なので
なんとか次代に繋げて欲しい。

さて、作品に戻ろう。
今回Nyaoさんは、壁に掛けた一輪差しに桔梗を活けた、
という風情を目指した。

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

花も、風船のようなつぼみも、雰囲気がよく出ている!
白い色で撮影が難しかったので、角度を変えてもう1枚。

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

花芯部分もきちんと立体で作ってある!

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

角度を少しずつ変えたことで、全体の構造がおわかりいただけただろうか。
1枚の葉を丸めたような形の本体が花器を表現しながら
チェーン通しも兼ねている。
そこに活けられた桔梗の花にはきちんと萼(がく)が作られている。
手間を惜しまず作られたこの小さなパーツが
作品に与える生命力とリアリティのなんと素晴らしいこと。

また、チェーンはシルバーのチェーンに
段染めのアジアンコードを絡めてアレンジしたオリジナル。
銀粘土作品は銀一色で色の表現が苦手なので
作品にとって色が重要な場合
合成石やビーズ、レジンなどで色を添えるが
今回はチェーンに絡ませたコードで色を添えた。
コードの中から花の青紫、葉の緑が綺麗に出る部分を探し
一番綺麗に見える部分を探した苦心の作だ。

今回チャーム部分が白いのは、実は焼成したまま磨いていない。
窯から出した時にあまりに綺麗に白く焼きあがっていて
(部分的に銀肌が出ていたり、焦げたような色になることもあるので
焼成後毎回完璧に真っ白になるとは限らない)
しばらくこの白を愛でたいというNyaoさんの意向で
今回はこのまま展示することになった。

Nyaoさんにとって桔梗は「いつか作りたい」と
あたためていたモチーフだったそうで
花の造形をどうするかなど
モデル制作を試行錯誤しながらじっくり取り組み
時間をかけて制作しただけのことがある
渾身の一作が仕上がった。

前の教室の先生にお見せしたら
彼女の成長をきっと喜んでくださるだろうなあ。
先生、Nyaoさんはわたくしがお預かりして
引き続き大切にお育てしますので
どうぞご安心を!

今月の生徒作品ということで、7月一杯作品展示ブースに展示中。
お近くにお住まいの方は是非作品をご覧下さい。

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に


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2018チャームスワップ・コンチネンタルクリップのお嬢様

2018チャームスワップ・コンチネンタルクリップのお嬢様

コンチネンタルクリップのお嬢様
作者 京(けい)さん
この作品をもらったラッキーな人 ちえみさん

2018年チャームスワップ出品作。
チャームスワップについてはこちらを参照。

タイトルの「コンチネンタルクリップ」ってなんだろう?と思ったら
このスタイルのカットのことを「コンチネンタルクリップ」と言うのだそう。
プードルと言えば思いつくのはこれ、という王道中の王道とも言うべきスタイル。
知らなかったのだが、日本ではトイプードルの数が多いこともあって
他にもモヒカンやらテディベアやら色々なスタイルがあるそうだ。
そういえば、妙にぬいぐるみチックな子を見たことがあるが
あれがテディベアだったのか、と納得。

この「コンチネンタルクリップ」を王道と思ったのもそのはず
ドッグショーに出る時の正式なスタイルなのだそうだ。
なんでも水鳥猟の手伝いをしていたという歴史があり
心臓や関節を保護するために生まれたスタイルなのだそう。

そんな実用的でワイルドな理由で生まれたスタイルとは思えないほど
何かエレガントさを感じさせるこのスタイル。
たとえオスでもこのスタイルだと「お嬢様」って感じがする。
なんだろう、往年のハリウッドの大女優がファーのストールを巻いているような
良い意味での近寄りがたさとでもいうか、ただものじゃない感満載。

作者の京さんは

「毛のふわふわモフモフした感じをどうすれば出せるのか・・・」

と大変苦心なさったそうだが、出てる出てる!
銀と言う硬い素材でこのふわふわ感を出せたのはお見事。
そしてこの作品のもう一つ良いところは

2018チャームスワップ・コンチネンタルクリップのお嬢様

シルエットとして裏側でも使えるということ!
その日の服装に合わせてどちらを使うか選べるとは
なんと贅沢な(^^)

チェーン通しの位置も大変工夫してある。
上半身と下半身の重量が違いすぎるので
普通につけると頭が下がってしまうのだ。
また、この形だとこのチャーム自体が
カデナ(南京錠)風にも見えるので
バッグチャームにしても洒落て見えそうだ。

受け取ったちえみさんはウサギとネコの人なのだが
「ウサギとネコ」というあたり、モフモフに目がないらしく
この作品を手にして大変嬉しそうだった。
さて、どんな風に使っているのかな?


・ワンリン(のぶお→ふかふかY香)
・願い星(ふかふかY香→京)
・犬も歩けば棒にあたる(ちえみ→Massayo)
・竹富士(Massayo→輝子)
・骨田犬(ほねだ・けん)(輝子→友代)
・水紋(友代→伸行)
・無気力(伸行→Rika-C)
・とって来い(Rika-C→伸行)
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今月の生徒作品2012年8月・きもかわいい

今月の生徒作品2012年8月・きもかわいい

タイトル「きもかわいい」
作者  陽子さん
制作者コメント 娘がカプセルトイで出てくる
          キノコのやたらリアルな作り物を見て
          「きゃーっ!可愛い!」
          と大騒ぎ
          どこをどう見ても可愛いとは思えない(^-^;
          そんな彼女も4月から大学進学のため家を出たが     
          キノコはすべて持っていった
          何か彼女にお祝いをと思い作ったのがこのキノコ
          はたして「可愛い~」と言って
          身につけてくれるかしら

そうそう、陽子さんがこの作品を作った頃
「何これーーー!!」とキノコのカプセルトイで
大盛り上がりになったことを良く覚えている。

この作品のモチーフになっているのはもちろんベニテングタケ。
赤地に白の水玉(?)という、見るからに毒々しいが
ある意味キノコらしいキノコ。
スーパーマリオブラザーズにも登場するし
「キノコ イラスト」で画像検索すると
最初に出てくるのもおそらくこれ。

この作品では赤白を反転させて赤い合成石を埋め込んであるが
充分雰囲気は出せている。

お嬢さんが見た「リアルなベニテングタケのカプセルトイ」は
わたくしにもちっとも可愛くは見えなかったのだが
年齢による感性の壁!?(^^;)
こうしてデザイン化したキノコは本当に可愛い!
ころりとしたフォルムも、サイズ感も絶妙。
このキノコのかさのように角度のついた面に石を入れるのは
難しいのだが(きちんとセットしないと焼成の時に外れてしまう)
その点もバッチリ。

実はチェーン通しは芋虫のイメージ。
不思議の国のアリスに
キノコの上で水タバコをふかす芋虫が出てくる。
あまりリアルに追求すると本当に「キモイ」に寄るので
アッサリとひもで仕上げてあるが
もともとはそこを模したデザインだ。

プレゼントされたお嬢さんはきっと
「可愛い~!」
と喜んだことだろう。
もちろん、リアルなベニテングタケの「可愛い」と
これを見ての「可愛い」って
彼女の中では別の種類なのだろうなあ(笑)

今月の生徒作品2012年8月・きもかわいい

タイトルは「きもかわいい」だが素直に「可愛い」と思える仕上がりなので
展示の時には脚の生えた魚や目や口の咲いている花など
自分に描ける精一杯きもかわいいイラストを添えてみた(^^;)         

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2018チャームスワップ・願い星

2018チャームスワップ・願い星

願い星
作者 ふかふか☆Y香さん
この作品をもらったラッキーな人 京(けい)さん

2018年チャームスワップ出品作。
チャームスワップについてはこちらを参照。

くるくると回転しながら上昇する星。
流れ星より力強く上り詰める躍動感があって
その名の通り願いを込めるのに相応しい星だ。

それにしてもよく磨けている!
シルバーアクセサリーかくあるべし、といった
お手本のような磨きあがり。

チェーン通しと本体をビーズを通したワイヤーのめがね留めで繋ぎ
揺れるようになっているのもポイント。

デザインの観点から、揺れることでこの星がとどまる星ではなく
動きがあることを強調でき、またキラキラと光を弾くことで
星の輝きをイメージさせることが出来る。

そして構造の観点から、この長さだと
眺めのチェーンで少し下げた方が使いやすいが
その場合、身につけた状態で立ったり座ったりする時に
チェーン通しと一体化しているよりこういった可動形のほうが
つっぱったりひっかかったりすることなく
しなやかに動きに沿ってくれるので使いやすく、美しい。

どちらの観点からいっても、この選択は正しい。

チャームスワップの時に

「チェーン通しも入れて全部で7g !?」

と感嘆の声が上がっていたが、細かいもの女王のY香さんは
普段7gならペンダントヘッドを2個作ってしまうので
彼女としては大きく作った作品(笑)

これもチェーンによってイメージが変わる作品なので
受け取った京さんには色々楽しんで欲しい。

・ワンリン(のぶお→ふかふかY香)
・願い星(ふかふかY香→京)
・コンチネンタルクリップのお嬢様(京→ちえみ)
・犬も歩けば棒にあたる(ちえみ→Massayo)
・竹富士(Massayo→輝子)
・骨田犬(ほねだ・けん)(輝子→友代)
・水紋(友代→伸行)
・無気力(伸行→Rika-C)
・とって来い(Rika-C→伸行)
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今月の生徒作品2018年6月・あくまでしっぽ

今月の生徒作品2018年6月・あくまでしっぽ

タイトル「あくまでしっぽ」
作者  朗熙 (あきさと)さん
制作者コメント 

なんの脈絡も前触れもなく
沸き上がる ちょっとしたイタズラ心から
誰にもしっぽは生えてきます
そんな掴み所の無さを
にょきにょきした曲線と
柔らかい光沢の磨き仕上げで
表現しました          

朗熙 (あきさと)さんがこのクラスに参加してから
じっくり時間をかけて取り組んでいた作品がいよいよ完成!
見て欲しい、この優美なライン。

特に彼女がこだわったのは、かぎシッポの先端。
左右対称の直線ではなく、このシッポ両サイドのラインも
優しく全体の流れに沿っている。
薄いと攻め切れなかったので
粘土を盛って厚みを出すことで強度を出し
しっかりエッジをたててもらった。

今月の生徒作品2018年6月・あくまでしっぽ

彼女は以前通っていた教室がなくなってしまって
うちの教室に来てくれた生徒さんだ。
以前の教室では原型を石粉粘土などで作って
ブルーミックスで型を取り、その形に銀粘土を成型する
というスタイルだったらしく、粘土を練る、紐を作る、板にする、つなぐ
といった基本技法をほとんど使わなかったらしい。
原型を作ったり型取りをしたり、という技術は無駄にならないので
そこにいきなり実物が作れる粘土造形の技術を身につければ
作品の幅が広がりますよ、という話をしても
最初は「自信がない」とかなり抵抗されたのだが(笑)
量産するならともかく、一点物のために毎回型を作るなら
作るものによっては型を作らず直接作れば
型の費用を材料費に回せますよ?という話をしたら

「それは確かに!」

と、チャレンジする気になってくれた。
いいね!長く続けるなら、コスト意識は超重要。

では、紐で作品を作ってみましょう、とデザインを考えてもらったら
出してきたのがこの作品だった。
アイディア豊富なのでデザインでは苦労しなかったものの
この長さは、普通初心者はしないしできない。

今月の生徒作品2018年6月・あくまでしっぽ

しっかり長い紐を作れたのは立派!
では朗熙 (あきさと)さんが何に苦労したかというと
細くて長いものは折れやすいのだ。

「今日は焼成しましょうね」
「はい(^^)」

さて、窯に入れましょう、と思ったら折れた!!
というお約束のようなやりとりを何度繰り返したことか。
それでも朗熙 (あきさと)さんの心は折れなかった!
折れたらつなぐ、また折れる、でもまたつなぐを
繰り返すこと数度。
すっかりつなぎの技術が上達し(笑)
どこをつないだかがわからないくらいきっちり仕上げたではないか!
本当に良く頑張ってくれたわ、とこちらの喜びもひとしお。
実は教室の他の先輩達も、こっそり心配そうに見守っていたのだ。
(折って直して、は誰もが通る道☆)

今月の生徒作品2018年6月・あくまでしっぽ

こちらはご本人による着用画像。
チャームに長さがあるので長めに使いたいと
革紐の長さを合わせていた。
確かにこのチャームはロングタイプで使った方がしっくり来る!
結び目を引くと長さが変えられるようにしてあるので
着ている服の生地の厚みに合わせて
長さを微調整できる。
今回は夏向け、ということでオフホワイトとグレージュの2本使い。
これ、革紐の色を変えるとまた違った雰囲気になるので
服に合わせて紐を変えるのも楽しい。

すでにスケッチブックが作りたいもので溢れているので
技術を一つずつ積み上げながらどんどん作っていってほしい。

ところで朗熙 (あきさと)さんの「熙」の字を
知らない、と思って調べたら
「輝く、光る、喜ぶ、楽しむ」
など、たくさんの素敵な意味がある字で
おお、銀粘土作家にピッタリ!と思った。
そして「知らない」と思っていたのに
よくよく見たら細川護熙元首相の「熙」の字だった!
・・・自分の不勉強が露見してしまった(^^;)

朗熙 (あきさと)さんには、是非これからも
その名の通り朗らかに作品作りを楽しんでもらうことを期待している。

今月の生徒作品ということで、6月一杯作品展示ブースに展示中。
お近くにお住まいの方は是非作品をご覧下さい。

今月の生徒作品2018年6月・あくまでしっぽ

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今月の生徒作品2012年7月・卯年のウサギ

今月の生徒作品2012年7月・卯年のウサギ

タイトル「卯年のウサギ」
作者  ちえみさん
制作者コメント 一昨年の作品です
          干支の「卯」の文字からヒントをもらいました
          アート書道の毛筆と墨のような表現を目指してみましたが
          文字にもウサギにも見えるバランスが難しかったです
          可愛いウサギに見えるよう・・・
          アクセントのハート(耳)を大きくつけました

ウサギスト仲間、ちえみさんの作品。
なんと漢字の「卯」をモチーフにしてある。

作品紹介に当たって「卯」の字を調べてみたところ
「卯」の字の元字は、左右に同じ(対象)物を置いた象形文字で
「同じ価値のものを交換する」 と、等価交換?鋼の錬金術師!!
と言う意味で貿易の「貿」の字の元となった字だそうだ。
そして、読みが同じということで当て字として
「十二支の4番目」
を表す文字として使われるようになったのだそう。

ウサギの象形文字である「兎」と違って「卯」には
もともとはウサギの意味はなかったのに
ウサギっぽく見える仕上がりになっているところが素晴らしい!!

卯の字そのままではない
でも言われてみれば確かに卯の字に見えるという
バランス感覚が絶妙。
制作者コメントで「バランスが難しかった」と書いてあるが
良いところに着地できている。
ちえみさんは以前から紐のあしらいのうまさに定評があるが
まさに紐作りの女王の面目躍如。

今月の生徒作品2012年7月・卯年のウサギ

実際に着用すると、重さのバランスで少し傾くので
文字と言うよりウサギがジャンプしているような躍動感を感じる。

「実は漢字の『卯』がモチーフなのよ」

なんて聞いたら、更に楽しくなること請け合い。

今月の生徒作品2012年7月・卯年のウサギ

展示の時にはウサギの箸置きをチェーンレストにした。
うずくまっていたウサギが元気に跳ねる!というストーリーのつもり。
           

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2018チャームスワップ・ワンリン

2018チャームスワップ・ワンリン

ワンリン
作者 のぶおさん
この作品をもらったラッキーな人 ふかふか☆Y香さん

2018年チャームスワップ出品作。
チャームスワップについてはこちらを参照。

今年のチャームスワップ作品紹介のトップバッターは
のぶおさんのこの作品。
平仮名の「い」と「ぬ」を大胆にアレンジして組み合わせた。
「い」はすぐにわかるのだが
「ぬ」はこのチャームをある角度に傾けた時に始めてわかるというこだわりよう。

とくに「い」に見られる、紐の太さの
緩急のつけ方が素晴らしい。
これと同じものを太さ均一の銀線で作っても
あまり面白味がないと思うが
たっぷりとした書のような豊かなリズムが絶妙。

また、この作品が特徴的なのは

「もしかして、リング?」

と思わせる形状。
ご本人はペンダントチャームとして作っているのだが
ペンダントチャームでこの形を作り出すのは
ある種特異なひらめきか。

印象的だったのは、チャームスワップ当日
参加した全員が手に取ると必ず
指に嵌めてみていたこと(笑)
デザインで使われる「アフォーダンス」という概念があって
(ノーマンの誤用のほう)
ざっくりいうと形状が行動を誘導するということなのだが、
たとえばそこに椅子があれば

「これは腰掛ける道具である」

という説明書がなくても人は腰掛けたり
座面に荷物を置いたりするし
電卓やリモコンのようなボタン状のものを見れば押したくなる
というようなこと。
指に入りそうなサイズの環があると
人間は指を通したくなるものなのだな、と
ちょっとアフォーダンスの実例を見るかのようだった。

さて、チャームとしてはどうアレンジするか
受け取り側の力量が試される(?)この作品。
Y香さんはどうお使いになるのかな?

・願い星(ふかふかY香→京)
・コンチネンタルクリップのお嬢様(京→ちえみ)
・犬も歩けば棒にあたる(ちえみ→Massayo)
・竹富士(Massayo→輝子)
・骨田犬(ほねだ・けん)(輝子→友代)
・水紋(友代→伸行)
・無気力(伸行→Rika-C)
・とって来い(Rika-C→伸行)
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2018チャームスワップ

銀粘土教室では年に1回「チャームスワップ」というイベントをする。

「銀粘土7gパック1袋で作れるもの」

という条件で全員がチャーム(あとで紐やチェーンを通して
ペンダントや携帯ストラップなどにできるもの)
を作ってくじ引きで交換するのだ。

今年で早9回目。
今日から2018年のチャームスワップ作品を順次ご紹介。
作品が増えるたび、このページからもリンクを張るので
ぜひお楽しみに。

☆記事が更新されるとリンク先につながります
・ワンリン(のぶお→ふかふかY香)
・願い星(ふかふかY香→京)
・コンチネンタルクリップのお嬢様(京→ちえみ)
・犬も歩けば棒にあたる(ちえみ→Massayo)
・竹富士(Massayo→輝子)
・骨田犬(ほねだ・けん)(輝子→友代)
・水紋(友代→伸行)
・無気力(伸行→Rika-C)
・とって来い(Rika-C→伸行)

2009チャームスワップ
2011チャームスワップ
2012チャームスワップ
2013チャームスワップ
2014チャームスワップ
2015チャームスワップ
2016チャームスワップ
2017チャームスワップ
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今月の生徒作品2018年5月・Passarinhos-小鳥-

今月の生徒作品2018年5月・Passarinhos-小鳥-

タイトル「Passarinhos-小鳥-」
作者  Massayaさん
制作者コメント 春になると朝早くから
          窓辺で巣作りを始める小鳥達をモチーフに
          ペンダントとリングのセットを作りました
          
Massayoさんはクラスの細かいもの女王の一人なので
そろそろ何を作っても驚かないぞ・・・と思っていたのに
やっぱりやってくれた!見て欲しい、このリング!!

今月の生徒作品2018年5月・Passarinhos-小鳥-

鳥の巣を両側から眺める可愛らしい小鳥のカップル。
そして、なんと巣の中には卵が!!

小鳥の造形に納得が行かなかったらしく、何度か作り直していたが
最初の時点でかなり可愛らしく出来ていたと思った。
でもこういう作家のこだわりは大切。

今月の生徒作品2018年5月・Passarinhos-小鳥-

ちょっと別の角度から見てみると
リングの腕(指を通す、環になっている部分のこと)が
木の枝のようになっているのがお分かりだろうか。
鳥の巣のそばに花が咲いていたり葉っぱがあったりと
実に細かく作ってある。

そして、セットとして作ったペンダントがこれ。

今月の生徒作品2018年5月・Passarinhos-小鳥-

最初、この形が何を意味しているのかわからなかった。
実はこれは「セアカカマドドリ」という南米に生息する鳥の巣。
セアカカマドドリはアルゼンチンの国鳥だそうだ。
作者のMassayoさんの故郷ブラジルでも良く見かけるらしい。

「カマドドリ」というのは、土と藁などを使って
かまどのような巣を作るところからその名がついたらしいのだが
この巣についての詳しい解説がなんと!
ミサワホームさんの特設サイトに!!
↑あんまり面白くて、他の動物も全部見てしまった!お時間のある時にぜひ!!

で、ぜひ 「セアカカマドドリ」 もしくは 「joao de barro」で
画像検索をしていただきたいのだが、こんな風に
3階建て、あるいはもっと高い高層建築の巣がたくさん!!

鳥の巣は「住まい」ではなく、産卵から雛が巣立つまでの仮の宿。
人間で言うと育児室付きの産室と言ったところだろうか。
なので、次の産卵の時には同じ巣を使うのではなく
また新たに造営するのだそうだ。
その時に以前の巣を土台にすることがあるらしく
2階建て、3階建て・・・とどんどん高層化していっても
セアカカマドドリが使うのは常に最上階。
では下層階はどうなっているかというと
別の鳥が間借りしたりするらしい。ちょっと面白い(^^)

ところで、鳥が巣を作る場所と言うのはどこでも良いわけではなく
餌がとれる、外敵が少ない、環境(気温や湿度など)が
産卵や育児に適している・・・などのベストポジションなのだそうだ。
古い巣を土台に新しい巣を作る、というのもそういうことなのだろう。

なので、邪魔だからといってタイミングを考えず鳥の巣を撤去して
「代わりにこっちに作って」
と巣のための台を設置したりするのは、人間で言うと
産み月間近の妊婦さんが信頼している産婦人科医院を根こそぎ撤去して
医師も看護師も解散させ、野原にベッドを設置して
「こっちでどうぞ」
というくらい乱暴なことなのだそうだ。

そうは言ってもどうしても撤去せざるを得ない場合もあるわけで
(人間にも生活があるから!!)
可能であれば巣立ったあとの空になった時や
巣を作り終える前など、タイミングが重要なようだ。
卵を産んだり雛が孵ってから人間の匂いがつくと
結局親鳥が卵や雛を放棄してしまうこともあるらしい。
作者のMassayoさんも子供の頃、おじいさまから

「鳥が死んでしまうから絶対巣に触ってはいけないよ」

と言われたのだそうだ。

さて、作品に戻ろう。

今月の生徒作品2018年5月・Passarinhos-小鳥-

アップで見るとこんな感じ。
真ん中は卵が見えるように実際とは入り口の形を変えてある。

上記ミサワホームさんサイトをご覧いただくと卵(がある)位置はこうではないこと
それに「使うのは常に最上階」ということから考えると
卵はここではなく一番上におくのが正しいが
リアリティよりもデザインを優先してのデフォルメということでこれはアリ。
おそらく上記の内容を日本で正確に把握しているのは相当鳥に詳しい方だけだし(笑)

今月の生徒作品2018年5月・Passarinhos-小鳥-

卵が入っている巣を覗き込む小鳥。
これももちろんデフォルメした形なのだが
これがもう
食べちゃいたいくらい可愛い!
↑食欲的な意味ではなく

作者のMassayoさんもこの小鳥は気に入ったようで
現在はピアスも制作中。
ぜひぜひこの小鳥のシリーズ、量産してほしい~!

それにしても、Massayoさんがこの作品を作ってくださらなかったら
わたくしも、教室の生徒さんズも作品をご覧下さるお客様も
多分一生「セアカカマドドリ」とその巣に遭遇することは
なかったのではないだろうか。
ビバ!インターナショナルクラス!草の根国際交流!!←え!?
Massayoさんも、教室で色々なものに触れることで
「そうだったのね!」体験をしてくれていると、とても嬉しい(^^)

今月の生徒作品ということで、5月一杯作品展示ブースに展示中。
お近くにお住まいの方は是非作品をご覧下さい。

今月の生徒作品2018年5月・Passarinhos-小鳥-

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今月の生徒作品2012年6月・感謝

今月の生徒作品2012年6月・感謝

タイトル「感謝」
作者  伸行さん
制作者コメント ピンクの石をお題に母親に頼まれた作品
          花をイメージしシンプルに可愛らしくを
          念頭においてデザインしました
          二回目の天然石作品ということで
          軽く作ってしまったため
          石を少し削るハプニングもありましたが
          可愛くできたと思います
          あげるのがもったいない気に(笑)

銀粘土に天然石を留める方法として最初にマスターしてもらうのが
真珠などの時に使う「芯立て」その次に使うのがこの
「ロイヤルシルバーレース」。
ロイヤルシルバーレースというのは、レース状に作られた銀の平線で
これが登場する前は純銀平線で覆輪留め(ベゼルセッティング)のように見せる
という方法だったのだが、これを使うと爪留めのように見える面白い素材だ。

今月の生徒作品2012年6月・感謝

制作者コメントにある「軽く作ってしまった」というのは、これを作る前に
同じ技法(確かターコイズだったと記憶している)で一度作ったので
行ける行ける♪と軽い気持ちで作ったら、石が枠に入らなくて大変だった、という話。
削ってきちんとセットできたので、経験値があがったということでOK。
硬い石じゃなくてよかった(笑)

さて、デザインを見てみよう。
制作者コメントにもあるがシンプルに可愛らしい花が出来た。
伸行さんの作品の特徴は「ユニセックス」で
男性でも女性でも使用可能なデザインが多い。
やたらハードな作品に傾きがちな男性作家が多い中で
彼は際立った個性を持っている。

そして、想像してみて欲しい。
この作品はやわらかなサーモンピンクの石が入っているから
なんとなく可愛らしく感じるが、このデザインのまま
もし石がターコイズだったりオニキスだったりしたら
そのままメンズアクセサリーとして通用するデザインだ。
ご本人は特に気負うこともなくさらりとこうしたものを作るのだが
この個性は武器になるので、このまま大事にしてほしい。

教室の女性生徒さんにモデルをお願いしての着用画像はこちら。

今月の生徒作品2012年6月・感謝

使いやすい軽さで、それでいて小さすぎない
伸行さんのお母様にはちょうど良いサイズだと思う。
プチジュエリーは若いお嬢さんの特権で
ある程度の年齢を過ぎると残念ながら似合わなくなってくるのだ(涙)

それにしても、作品タイトルに「感謝」とつけるだなんて
伸行さんのお母様、嬉しくて泣いてしまったのではないだろうか。
なんという孝行息子!ぜひうちの娘をお嫁さんにもらって!!・・・って
しまった、うちには娘が(息子も)いなかった★ 

1枚目の画像に写っている、展示の時にも使ったガラスのトレイは
同じ教室の輝子さんによるガラスフュージング作品。
実はこっそり、教室内コラボレーション展示だった。               


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