2012年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年07月

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イベント報告

以前こちらでお知らせした2012日本貴金属粘土協会協会展&フェスタ
無事終了したので遅ればせながらご報告。
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。

販売ブースに勉強会メンバーと参加してきたので
その模様をご報告。

会場風景

会議テーブル1台分のスペースがそれぞれのコーナー。

会場風景

ショップ名刺と作家名刺。
全部お持ちいただいてももちろんOK!

会場風景

会場風景

会場風景

会場風景

毎回ディスプレイには苦労するのだが
回数を重ねる毎に改善点が出てくる。
こういうことってやっぱり経験値が大切。

新しいコネクションが出来たり
他の作家さんと情報交換が出来たり
何よりお客様に作品を見ていただけて感想を頂けたりと
大変収穫の多いイベントだった。

準備にはかなり時間が掛かって大変だったのだが
やはりこういうイベントにはできるだけ参加していこう。

今後の制作や指導にどう活用していくかは、乞うご期待(^^)
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| イベント案内 | 05:55 | TOP↑|

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拍手お返事

ここ数日間、太田市ではさわやかなお天気が続いています。
しばらくこんな感じが続いてくれるととてもうれしいのですが
あいにく本日の予想は雨。
車を運転される方、どうぞお気をつけてお出かけくださいね。

拍手を押して下さってありがとうございます!
よろしければ、是非また遊びにいらして下さい。

コメントへの返信は、追記をご覧くださいませ。

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| 拍手お返事 | 05:50 | TOP↑|

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ママは強し

先日、スーパーマーケットの駐車場にて。
わたくしが車を停めて入口に向かって歩いていたところ
ちっちゃな子ーまだおむつをしていて、ようやく歩けるようになったかな
くらいのホントにちっちゃなちびっこーが
ニコニコ嬉しそうに駐車場に向かってダッシュした。
ああいうちっちゃな子のダッシュは侮れないくらい早く
しかも進路が予測しづらいわ視界に入りづらいわで
危ない、車が来たら、とヒヤッとした瞬間
後ろからダッシュしてきて「がしっ!」とちびっこの襟首を掴み
保護(捕獲?)する若いお嬢さんが。
これが高いウエッジソールにヒラヒラのミニワンピ
巻き髪を高く盛った可愛らしい女の子で
このちびっこがいなかったら子供がいることはおろか
結婚しているようにすら見えないのだが実はママだった(笑)

「もうっ!危ないから手をつないでてって言ったのに!」

とパパらしき人物を厳重注意。
うんうん、何かあってからじゃ遅いものね。無事でよかった。
たぶん日頃ちょろちょろして怖い思いをする頻度が
パパとママでは違うのだろうなあ。
ママは(どんなに若くて可愛くても)強し。
非常に頼もしいと思った。

スーパーの駐車場でスピードを出して走ることはないが
こうやってちびっこが飛び出してくることもあるかもしれないので
もっと気を付けよう、と思ったのだった。

ちびっこのお父さん、お母さん&おじいちゃん、おばあちゃん。
ご近所でも安全のため、車が通るところでは
しっかり手をつないでいてください。
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| 雑記 | 05:55 | TOP↑|

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2012チャームスワップ「クローバー」

クローバー

作品タイトル「クローバー」
作者 輝子さん
この作品をもらったラッキーな人 Y香さん

2012年チャームスワップ出品作。
チャームスワップについてはこちらを参照。

オールラウンダーな輝子さんだが
輝子さんと言って最初に思い浮かぶ得意モチーフは
「ぐるぐる渦巻き」。
その意味で非常に輝子さんらしい作品に仕上がった。

このところの「銀粘土作品が出来るまで」という
連載を見てくださっている方にはわかって頂けると思うが
銀粘土を紐状に伸ばし
さらにそれにひびを入れずに成形するのは
かなり難易度の高い技。
特にこの左側はこの形を作るために長い紐にしなければいけないうえ
どの順序で上に来るかや大きさのバランスが大変なので
輝子さんは実作前に何度も何度もねりけしで練習を重ねていた。

チェーン通しまでを1本で作りきるのも大変なのだが
この作品の場合、ひもの終わりを
裏側から手前に持って来たところでポイントを作ってあり
この動線が奥行きを意識させることになっているあたり
非常にニクイ演出だと言える。

単独で使ってよし、1本のチェーンに2個つけてよし。
おのおのをチェーンに通しての重ね付けもできるし
1本のチェーンの端と端に繋いで
ラリエットにもできる、汎用性の高いアクセサリー。
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| 生徒作品 | 05:55 | TOP↑|

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Cafe Tasse

某所にて、先輩がベルギー製チョコレートを紹介されていた。
何度かスキーなどにご一緒した範囲で
お酒を召し上がることは知っていたが
甘いもの好きという印象はなかったので珍しいなあ、と思っていたのだが
ご本人も

「100gで500円以上するってどんな味?」

と、いわば好奇心で普段買いもしないチョコレートを
衝動買い(?)されたようなのだが。
これがとんでもなく美味しかったのだそうだ。

先輩に衝撃を与えたチョコレートとは、この「Cafe Tasse(カフェ タッセ)」。

Cafe Tasse Noir
撮影:先輩 画像使用許可ありがとうございます(^^)

そこまで言われたら食べてみたいではないか。
でもどこで売ってるの、コレ?と思っていたら
先輩のお友達が

「KaldiかPlazaあたりなら置いてあるのではないか」

とヒントを下さった。
Kaldiなら近所にもある!と、ホクホク向かってみたのだが
影も形も見当たらない。うーん、群馬は販売圏外?
別の日に新宿のPlazaで発見。
ただ、先輩が紹介されていたこのサイズだと
新宿のPlazaで売っているのは抹茶やヌガーなど
チョコレート以外の材料が前に出てきそうなフレーバーばかりだったので
サイズ違いのプレーンなミルクチョコレートを買ってみた。

Cafe Tasse Lait

45g350円、なかなかのお値段である。
うちのダーリンは外国製のチョコレートの多くが苦手で
喜びを分かち合えないのは大変残念であるが
食べられないなら独り占め、どっちに転んでも悪くないわと
腹黒なことを考えて購入し
こら!そこの鬼嫁!!
お休みの日に二人で食べてみた。

結果、ダーリンにも大好評で瞬殺。
ちっ、独り占め計画が不発!
だからやめい!(笑)
みっちり濃厚、でもしつこくない正統派チョコレート。
わー、これは先輩お勧めのダークチョコも食べてみたい。

商品名(メーカー名でもある)のCafe Tasseとは
フランス語でコーヒーカップのこと。
パリでコーヒーを頼むとソーサーに小さなチョコレートが載って来るが
このチョコレートはその名の通り

「コーヒーと一緒に楽しんで」

というコンセプトのチョコレートなのだそうだ。
コーヒーを飲むときにはたっぷり牛乳を入れてカフェオレにしてしまう
えせコーヒー好きであるが(笑)
このチョコ、コーヒーと一緒でも多分負けず、勝ち過ぎず、良いバランスと思う。

お財布の事情でしょっちゅう買うのは難しいが
ご褒美的にたまにありがた~く頂きたいチョコレート。
もし興味と機会があれば、是非。
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| 食べちゃいました | 05:55 | TOP↑|

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銀粘土作品が出来るまで6

実験室を開いてから結構長いのだが
今まで銀粘土作品を紹介している割には
どうやって作るのかについてほとんど書いていないことに気が付いた。
そこで、何度かに分けて銀粘土作品ができるまでをご紹介。
ご興味があればお付き合いください。

注:基礎の部分は別として、デザインからの展開や
制作方法は人によってさまざま。
なので、これからご紹介する方法は

「ああ、こういう方法もあるのね」
「この人はこうやって作るんだな」

位にお考えください。

また、順番に読んで頂いた方がわかりやすいので
もし前回記事をご覧になっていない方はぜひこちらからご覧ください。

~第1回・何を作るか考える~
~第2回・デザインを考える~
~第3回・ねりけしでモデルを作る~
~第4回・銀粘土で制作する・1~
~第5回・銀粘土で制作する・2~

今回長いです。お時間のある時にお付き合いください。

~第6回・銀粘土で制作する・3~

さて、第5回で乾燥まで出来たパーツの仕上げをしよう。

最初にお話しした

「パッケージを開けてから成形まで1分だとプラチナの輝きに」

というのはドライヤーボックスに入れるまでの話で
ここからは時間がかかっても大丈夫。
焦らず、じっくり作業をしよう。

ただし、絶対に忘れてはいけないこと。

この段階では

まだ「銀」ではなく

乾燥した粘土」状態なので

高い所から落としたり

力を入れ過ぎると

割れてしまう

取扱注意。
椅子に座っているならテーブルの中に深く入れ
テーブルと体の隙間をせいぜい握りこぶし1つ分くらいにして
作業をしよう。


1.表面を整える

乾燥によるひびや、爪で作ってしまった傷が残っている場合があるので
これを削ったり埋めたりして補修する。
方法としては

・浅い傷はヤスリでとる
・深い傷には粘土を埋める

どちらにすればよいかわからなければ

1)とりあえずヤスリをかけてみる
2)傷が取れなければ粘土を埋める

の2段階方式で。

ヤスリの番手は、せいぜい#240か#320(or #350)位で十分。
普段わたくしが使っているのはこんな感じ。

スポンジヤスリとダイヤモンドヤスリ

緑と赤の模様が入っているのが3Mさんのスポンジ研磨剤。
色がついていない方がヤスリ面になっていて
好きな大きさにカットして使える。
緑色の方がカット前サイズ。
赤の方が乾燥体に使用するのにちょうどよい番手だ。
あまりヤスリがけの作業をしたことのない初心者にもお勧め。

ただし!ヤスリをカットするとハサミが傷んで
紙などのカットに支障が出るので、ヤスリのカットには
専用のハサミを使用すること。
わたくしは100円ショップで買ったハサミを
ヤスリカット専用ハサミにしている。

棒状の方は、甲丸のダイヤモンドヤスリ。#240。
普通の目の切ってあるヤスリでもちろん構わないのだが
これは目詰まりしないところが便利。

他に紙やすりも併用することがある(狭い所など)

傷を粘土で埋める場合、まず粘土を埋めたい部分(傷)を
軽く水で濡らす。
乾燥しているままだと粘土との絡みが悪いので
ほんの少し湿れば良い。
びしょぬれにすると形が崩れたりするのでほどほどに。
わたくしの場合は水入れ容器に右手人差し指をつけて湿らせ
左手の甲で調整して(不要な分を甲に置いていく感じ)
乾燥体の傷に触れる、という感じ。
ここに少量の粘土を乗せ、中に空気が残らないように押し込む
(ただし、乾燥体を破壊しないようにくれぐれも気を付けて)
技法書によっては繋ぎや傷の修正にペーストタイプ(という銀粘土がある)
を使う様書いてあるものもあるのだが
経験上お勧めしない。
水分が多いということはそれだけ銀密度が低くなるので
あとあと強度の面で不安が残る。
ペーストタイプはテクスチャ等に使ってこそであって
接着剤のような使い方は教室ではさせないようにしている。
同じ理由で、傷に埋める粘土も水で伸ばしてはいけない。
傷をうめるまえに湿らせるのは、あくまで乾燥体と水分を保持している粘土の
仲立ちをしてもらうためだということをお忘れなく。

また、傷を埋める粘土の表面はなめらかでなくても良い。
傷を埋めた後再び乾燥→ヤスリ掛けで仕上げるため
乾燥体と同じ高さにしておくと、乾燥後の収縮で
傷を埋めた面だけ凹んでしまうことがあるので
多少盛り上がっているくらいで構わない。

・・・ここ、本当は一番実際に見せたいところなのだが
助手がいないと写真が取れない(両手ふさがるし、写真撮ってると乾いちゃうし)
ので文章だけで大変申し訳ない(TT)

傷を埋めたら、前回と同様に
冷風ドライヤーで表面のぬめりを取ってからドライヤーボックスへ。
粘土の量が少ないので乾燥時間はかなり早い。
鏡で乾燥チェックOKならば(これも前回参照)
冷まして、ヤスリで表面を整える。

2.加工をする

文字や柄などの彫を入れたり、粘土と一緒に焼ける合成石を入れたりする場合
この段階で加工する。彫るのはニードル、彫刻刀、なんでもOK。
鉛筆で下書きが出来るので、あらかじめ下書きすると良い。
(線が気に入らなければねりけしで消してもう一度)

もしも彫刻刀などを滑らせてしまい、彫りたくないところを彫ってしまったら
傷を埋める時同様に粘土を埋めて、乾燥→ヤスリ掛けで補修する。

これが出来るのがある意味非常に気楽と言えば気楽、銀粘土の良い所だと思う。

また、ペンダントトップにチェーン通しの穴をあける場合もこの段階で忘れずに。

ヤスリ掛け、切削で出た削りかすは捨てずに保存しておこう。

削りかす

この時注意してほしいのは

1.ドリルで穴開けした時に出たかす、カットしたかけら、ダイヤモンドヤスリの削りかす
2.スポンジ研磨剤や紙やすりの削りかす

の2つは、分けて保存すること。
ポイントは、研磨剤が混入しているものといないものを分けることだ。

画像は左側の青い蓋の方が1.、右側が2.。
青い蓋の容器は元はブルーミックス(型取り剤)の容器
白い方は元はフィルムケース。形が違うので間違えなくていい。

もともと2の方は捨てていたのだが
ある講習会でこれも保存している先生がいらして
別々に保存すれば使い道があるかも?ということで現在は保存している。

ある程度の量がたまった時に、細かく砕いて水を加えて練り
ペーストタイプのような使い方ができる。
ただし、バインダーとのバランスなどが狂っているので
パッケージから出した銀粘土のようには光らないし
2.の方には研磨剤などが混入しているため
焼成後はその部分が穴あきになる可能性もある。
そのあたりを理解して使用する分には問題がない。
ただし、これらを乾燥体同士の接着剤代わりに使用するのは
上で書いた通り強度的な問題があるのでおすすめできない。
もっとも、外国の講師の方は結構大雑把なのでこのあたり何でもアリなのだが
作ったものがあとでポロッとこわれちゃった、では泣くに泣けないので。

2.パーツを組み立てる

おのおののパーツの表面が整ったら、それぞれを組み立てていく。
今回の菓子楊枝の場合は楊枝の刃と波、ウサギの胴体と脚、耳、尻尾を
まず組み立てる。
傷を埋めた時の要領で、貼りつけたい部分を軽く湿らせ
粘土を乗せて貼り合わせ、充分に乾燥したのち
はみ出しをヤスリでとる。のだが。

ヤスリをかけているときに

ウサギの耳が折れた!(号泣)

耳が折れた~(涙)


非常によくあることなのだが、よりによってウサギの耳…orz
折れた場合はつなぎ直し。
わたくしは講師資格取得期にしょっちゅう壊しては直し

「修正の女王」
「りかしのリカはリカバリーのリカ」

と呼ばれていた(笑)

誰しも通る道で、修正した数だけ上達しますよ、というのは
嘘ではない。教室でも、壊して修正して・・・を繰り返していると
修正が怖くなくなるのでかなり攻めのデザインや制作が出来る。
ただ、これ結構心が折れそうに…(^^;)
今回、完成までに耳が6回と前脚が5回折れた。

ウサギの体とのバランスを見てあとから耳をつけたかったのだが
今回の場合は、先に耳を作った方が良かったようだ。
ここはねりけしモデルでは洗いだせなかった部分なので
(ねりけしは弾性があって衝撃を吸収してしまうから)
以後の制作のためにこういったことはメモしておく。

苦心の末・・・

また、このウサギと上の画像のウサギの後ろ脚を比較してもらうとわかるのだが
上が傷修正前、下が傷修正後。
ここで見えている傷はすべて乾燥によるひびだ。
おそらくセンターに走る薄い傷はヤスリで取り
胴体に近い3本の短く深い傷には粘土を埋めて補修していると思う。
また、よく見ると脚の付け根、背中側の段差が上でははっきりしているが
下ではなだらかになるようにしてある。
ここも隙間に粘土を埋めて、ラインを調整してあるのだ。

苦心惨憺の末、楊枝部分とウサギ部分が完成!

楊枝部分とウサギパーツ

あとは楊枝パーツとウサギパーツを合体させる。

合体!

こんな感じ

はみ出し部分をヤスリで整えて乾燥体の完成。

乾燥体の時にどこまで磨きを頑張れるかで
焼いた後の磨きの難易度が格段に違ってくる。
粘土にヤスリをかけるのと
金属にヤスリをかけるのとではどちらが楽か、言われるまでもなく
粘土の方が楽だ。
ただし、粘土のヤスリ掛け中に壊すことはよくあるので
初心者の頃は「あとで苦労してもいいから!」
と、とにかくまず焼いて固めてしまいたい、というのはよくあること。
気持ちはわからなくないが、このあたりをクリアして
乾燥体でヤスリ掛けを頑張れるようになるのが一つの上達のポイントでもある。

ただし、だからといって乾燥体の時に#2000まで
ヤスリ掛けをすることにあまり意味はない。
焼成すると表面が#350くらいまで荒れてしまうので
そのあたりは焼いた後の作業にしておいた方が、全体の効率は良いように思う。

これが銀粘土制作のある種の特徴で
それぞれの工程ですべて最終形まで持って行くのではなく

成形である程度
乾燥体のヤスリ掛けである程度・・・と段階を踏み
焼成後のヤスリ掛けで完全完成、という感じだ。

では次回、いよいよ焼成。

☆作り方連載・銀粘土作品が出来るまで
~第1回・何を作るか考える~
~第2回・デザインを考える~
~第3回・ねりけしでモデルを作る~
~第4回・銀粘土で制作する・1~
~第5回・銀粘土で制作する・2~
~第6回・銀粘土で制作する・3~ ←いまここ
~第7回・焼成~
~第8回・仕上げ(磨き)~
~第9回・実際に使ってみる~
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| 作っちゃいました・銀粘土 | 05:55 | TOP↑|

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2012食い倒れツアーレポート8

毎週金曜日は食い倒れツアーレポート!
先週に引き続き、よろしければお付き合いください。

津軽三味線の迫力に酔いしれながら、向かった先は秋田。
へろへろになりながらこの日の宿を秋田にしたのにはわけがある。

北秋田市のバター餅が食べてみたい・・・!

「秘密のケンミンショー」というテレビ番組で紹介されていたのだが
蒸かしたもち米、卵黄、砂糖、バターを餅つき機に入れて作る
バター餅という、マタギの人たちの携帯食料だったものがあり
固くならないので焼かずに食べられる甘いお餅があるのだそうだ。
餅好きとしてはこれは見逃せない!

そこで北秋田市の観光ガイドサイトを手掛かりに
バター餅を扱っている物産展をチェックして開店時間に行ってみた。
それらしいものが見当たらないのでお店の人に聞いてみると

「今日はまだなんですが、昼までには入荷します(^^)」

さすがに昼まで待っていたら帰れなくなってしまうので、次の店へ向かう。

「申し訳ありません、売り切れました」

・・・まだ開店して30分なのに!?
よくよく聞いてみると、テレビ放映の影響で品薄状態が続いているらしい。
おそるべしケンミンショー!
我々もそのうちの二人だったのだが(^^;)
バター餅に後ろ髪ひかれつつ、おとなしく帰路に。

でも、秋田迂回ルートのおかげで(?)田沢湖に寄れた。

田沢湖

田沢湖2

日本で第1位、世界でも第17位の深さを誇る湖だそうだ。

水がきれい

画像ではわかりづらいのだが、水の透明度が高く
結構深いところまで見えた。

鳥居

御座石神社の鳥居からみた田沢湖。
湖側から見るとこの鳥居の正面に神社がある。

田沢湖にはいろいろな伝説があるので
ご興味があれば是非調べてみていただきたい。

ここからはひたすら群馬を目指す旅。
往路では時間が早かったせいもあり、ほとんど渋滞もなかったが
パーキングエリアやサービスエリアが満車状態になってきた。

途中寄った岩手のサービスエリアでは水仙が満開

水仙花盛り

そしてここに来てようやく桜も。得をした気分。

満開

この桜の下でお昼ごはんにしたのだが、ホットドッグのお供は
「じゃじゃポテト」

じゃじゃポテト

フレンチフライの上のほうに、トマトケチャップではなく
なにやら茶色い物体が乗っているのがおわかりになるだろうか。
これ、じゃじゃ麺に使われていたじゃじゃ味噌なのだ。
ポテトに合うのかな?と半信半疑だったが
なかなか行ける。やるなあ、岩手っ子。
群馬でも何かと味噌を使いたがるのだが
ネギ味噌のおにぎりはいけるがみそパンは個人的にはNG。
ネギ味噌ポテト・・・味が想像つかないが
もしかしてすでに県内のサービスエリアに存在していたりして(笑)

旅先っぽいものはこれが最後で、あとは渋滞情報をチェックしつつ
途中で高速を下車したりしながらどうにか帰宅した。

今回は下見(?)ということでかなり駆け足だったが
見どころ食べどころ満載の東北、ぜひまた出かけてみたいと思っている。

たった2泊3日だったが気付けば8週に渡るレポート。
長のお付き合い、ありがとうございました。
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| 行っちゃいました | 05:55 | TOP↑|

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真夜中のスナイパー

普段わたくしは非常に寝つきが良い。
友人と旅行したりすると
普通に会話していて次の瞬間にはもう寝息を立てているとか。
家庭内でもそうなのでダーリンからは

「おやすみ3秒」

と呼ばれ(「おやすみ」と言った3秒後にはもう熟睡している)
呆れるを通り越して羨ましがられているらしい(^^;)

先日、実家に泊まった時のこと。
この日は妙に蒸し暑い夜で、さすがのわたくしも
なかなか寝付けずにいた。
それでもとろとろと意識を手放しかけ
あ、このまま眠れそう・・・と思ったその時。

ウィ~・・・ン・・・

と耳元に不吉な音が。蚊の羽音だ。

こっちに来るなあ!と手足を大きくぶんぶん振り回すと
不吉な音は遠ざかった。
ヤレヤレ、と安心してまた眠りそうになると
再び不吉な音が。以下エンドレス(涙)

血液型のせいなのか平熱が高いせいなのか
実家に泊まると一人で蚊の餌食になる確率が高い。
そろそろ蚊取り器を用意しないと駄目かなあ。
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| 雑記 | 05:55 | TOP↑|

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2012チャームスワップ「若葉の集い」

cs1203toshiyuki01.jpg

作品タイトル「若葉の集い」
作者 俊行さん
この作品をもらったラッキーな人 輝子さん

2012年チャームスワップ出品作。
チャームスワップについてはこちらを参照。

ギターのピック型チャーム。
サイズもほぼピック実寸だ。
受け取った輝子さんはソフトでフェミニンなイメージなので
つるりとしたピックそのままのデザインだと
ちょっと違和感があったのかもしれないのだが
ぐるりと施された唐草模様がピック本来のクールさを緩和してくれている。
不思議なもので、この唐草模様自体が女性的という訳ではなく
このチャームは男性が身に着けてもしっくりくると思う。
このあたりのセレクトは見事と言うしかない。
また、この唐草、ひとつひとつ粘土の小さいパーツをひねって削って
形を整えたものをピックに載せてあるという
非常に凝った作り。
普通の人なら途中で嫌になってしまいそうな細かい作業だが
凝り性の俊行さんはこれを作っている間
楽しくて楽しくて仕方がなかったはずだ。
そしてうちのクラスには約もう一名同じタイプの生徒さんが・・・(笑)

輝子さんも早速クラスにこのペンダントを付けて来てくれていたが
違和感なく使いこなしていた(^^)
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| 生徒作品 | 05:55 | TOP↑|

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湯の花まんじゅう

湯の花まんじゅう

先日出かけた伊香保温泉で買った「湯の花まんじゅう」。
黒糖の皮の温泉まんじゅうが大好物なのだが
温泉まんじゅうのルーツはこの
伊香保の「湯の花まんじゅう」である、と言う説もあり
伊香保に行くとつい買いたくなる。
ルーツであろうとなかろうと湯の花まんじゅうが大好きだし
他の温泉地の温泉まんじゅうもウエルカム!
だって美味しいんだもの(笑)
今回買ったのは「清芳亭」さんのもの。

ぎっしりv

ぎっしりつまったこしあんは甘さ控えめ。
黒糖の皮はそれ自体に優しい甘みがあってふっくら。
ビバ!温泉まんじゅう!!

伊香保にはたくさんのおんせんまんじゅう屋さんがあるので
あちこちで買って食べ比べをしてみたいという願望が(笑)
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| 食べちゃいました | 05:55 | TOP↑|

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銀粘土作品が出来るまで5

実験室を開いてから結構長いのだが
今まで銀粘土作品を紹介している割には
どうやって作るのかについてほとんど書いていないことに気が付いた。
そこで、何度かに分けて銀粘土作品ができるまでをご紹介。
ご興味があればお付き合いください。

注:基礎の部分は別として、デザインからの展開や
制作方法は人によってさまざま。
なので、これからご紹介する方法は

「ああ、こういう方法もあるのね」
「この人はこうやって作るんだな」

位にお考えください。

また、順番に読んで頂いた方がわかりやすいので
もし前回記事をご覧になっていない方はぜひこちらからご覧ください。

~第1回・何を作るか考える~
~第2回・デザインを考える~
~第3回・ねりけしでモデルを作る~
~第4回・銀粘土で制作する・1~

~第5回・銀粘土で制作する・2~

前回は銀粘土でパーツの形を作る所まで進んだ。

形が出来たらまず手のひらにのせてドライヤーの冷風で乾燥(手順5.))
目安は表面のぬめりがとれて、さわっても指紋がつかなくなるまで。

といっても何度も指紋が付かないか試すと表面があれるのでほどほどに!!

冷風で表面が乾燥したら、ドライヤーの温風で乾かす。
紙の箱などに入れてあげると合理的。
こんな乾燥ボックスを作っても良い。

ドライヤーボックス

小さ目の段ボールの箱にドライヤーを差し込む穴をあけただけの
簡単仕様。

ふたに穴をあけただけ

簡単!

ドライヤーボックスの下に置いてあるのは
100円ショップで売っていた組立ラックの棚板部分。
ドライヤーボックスがかなり熱くなるので
床やテーブルなど接している部分が熱くならないよう浮かせている。

また、ドライヤーには負荷がかかるので
壊れてもいい安物を選ぼう(笑)
温風と冷風の切り替えができるなるべく安いものを
銀粘土用に購入しているが、これはもう消耗品扱いだ。

さて、どれくらい乾燥するかなのだが
これはパーツの大きさや厚みによってまちまちなので
何とも言えないのだが、もし7gパックを丸々使って
それなりの厚みのペンダントトップを1個作ったとしたら
少なくとも20分程度はかかると思ってほしい。

では乾燥したかどうかをどうやって調べるかと言うと。

鏡か、ステンレスなどの光沢のある板など
(ご家庭にありそうなものだと調理用のバットとか)
にドライヤーボックスから出した乾燥体をすぐに乗せ
5秒カウントしてから乾燥体をどけてみて
鏡・または金属面に曇りがあればまだ水分が残っているので
再びドライヤーボックスへ戻す。

乾燥チェックの注意点。

1.火傷に注意

ドライヤーボックスの中はかなり熱くなっているので
チェックのために乾燥体を取り出すときにはドライヤーを一度OFF。
乾燥体も熱くなっているので、ピンセットかわりばしで取り出す。
ただし、乾燥が不十分なときにピンセットで強くつまむと乾燥体に傷がつくので
そのあたりは様子を見て。
また、この段階でつまみそこねて落としたりすると割れるので慎重に。

2.とりだしてすぐチェック

1.で火傷に注意、とはいったが、ドライヤーをOFFにして
乾燥体が冷めた状態では乾燥チェックが出来ないので
とりだしたらすぐに鏡、または金属板に載せること。


この乾燥チェック、残念なことにあまり厚みがありすぎると
内部が未乾燥でも曇らなくなるのだ。
例えば7gの銀粘土をねりねりくんで練って丸めた状態でドライヤーボックスに入れると
2時間かけても乾燥は終わらない。

さて、なぜ乾燥が必要なのかを説明しておこう。
第3回の時に

銀粘土は(細かい銀の粒子+バインダー(のり)+水)
で出来ていて、乾燥で水分を飛ばすことで
(細かい銀の粒子+バインダー(のり))に、
焼成でバインダー(のり)を焼き切ることで
純度99.9%の銀になる、という話をした。

では、焼成の時に銀粘土内部に水分が残っているとどうなるか。
内部の水分が膨張して、粘土本体が破裂することがある。

これは粘土内部に空気が残っている場合も同様で
粘土をねりねりくんで練る前に二つ折り、4つ折りにするが
その時に「中の空気を押し出すように」と念を押したのはこのため。

場合によるが、お餅のように膨らんだり、亀裂が入ったり。
亀裂が入る程度ならあとから修正出来なくもないが
こうならないようにするに越したことはない。

ひとつ語り草になっている話がある。
ある体験講習の時に

「怪獣のたまご~!」

と言って、7gの粘土をそのまま丸めたお子さんがいたらしい。
この場合2時間の体験講習では出来上がらないことを説明して
平面の卵にデザイン変更させるか、時間延長で徹底的に乾燥させるかなのだが
この時の講師が気が短いタイプだったらしく(^^;)
乾燥も不十分なまま焼成したらしい。
どうなったか。

小型電気炉の中で木端微塵に砕け飛んだらしい(爆)

うちの教室ではこの話をして「乾燥はしっかりと!」と
口を酸っぱくして言い聞かせているためか
別の先生の体験講習を受けに行った時
あまり乾燥せずに焼こうとする講師の先生にあたると

「あ、もう少し乾燥してみます~(^^)」

と、さりげなく生徒さん本人が乾燥時間をコントロールするそうだ。
優秀で頼もしい!!(笑)

さて、長くなってきたので続きはまた次回。

☆作り方連載・銀粘土作品が出来るまで
~第1回・何を作るか考える~
~第2回・デザインを考える~
~第3回・ねりけしでモデルを作る~
~第4回・銀粘土で制作する・1~
~第5回・銀粘土で制作する・2~ ←いまここ
~第6回・銀粘土で制作する・3~
~第7回・焼成~
~第8回・仕上げ(磨き)~
~第9回・実際に使ってみる~
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| 作っちゃいました・銀粘土 | 05:55 | TOP↑|

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2012食い倒れツアーレポート7

毎週金曜日は食い倒れツアーレポート!
先週に引き続き、よろしければお付き合いください。

さて、奥入瀬渓谷を堪能した後再び奥入瀬渓流ホテルで一休み。
わたくしはお土産物を探したりお茶を飲んだり。
ダーリンは再び日帰り入浴を楽しんだ。

さて、英気を養った所でふたたび青森市へ向かう。
この旅最大の目的である津軽三味線を聴きに行こう。

しつこいようだが雪の壁がすごいことに!

まだこんなに雪が!

一番奥の高い山が八甲田山だ。

向かった先は三味線居酒屋いぶし銀

いぶし銀

ここで1日2回の津軽三味線ライブが行われている。
大変人気で、この日も2回目のライブの最後の1席をようやく確保できた。

さて、いぶし銀に入って
コースを注文したところでお通しが出てきたのだが

豪華すぎるお通し

ウニ一箱!!

な、なにこれ!?青森ってみんなこんな豪勢なの!?

ところでわたくし、ふだんあまりウニは得意ではない。
北海道に限りウニは好物になるのだがおいこら
関東ではおそらく頼まないものの一つ。
だがこのウニ、絶品~!!
今までウニは北海道に限ると思っていたが青森も加えなくちゃ。
他のお料理もおいしかったのだが
ウニの衝撃が強すぎてうっかり写真を取り損ねてしまった(^^;)

さて、いぶし銀でわたくし達が通されたのは2階席。

2階席から見たステージ

こんな風に2階からもステージが見えるようになっている。
背景はもちろん棟方志功!

バックはもちろん棟方志功

三味線の演奏は津軽じょんがら節

津軽じょんがら節

超有名曲ではあるが、生で聴くのは初めて。
振動が直に伝わってくる感じで大迫力だ。
まるで打楽器のよう。

渾身のソロプレイ

渾身のソロプレイ!
聴いていてぞわりと鳥肌が立つ。
これが青森のパッションなのだろうか。
恐るべし青森!ビバ青森!!

やはりこれは一度生で聴いてほしいと思う。
そして、初めての生演奏を青森で聴けたのは
非常に幸せな事だと思った。

足のつま先から頭のてっぺんまで(胃袋含め)
たっぷり青森を満喫したところで
続きはまた来週!
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再生!

軽く手を握った時に何か引っかかるなあ、と
手をよく見てみたら、右手の人差し指と中指の皮が剥けている。
それも、指の腹側ではなく手の甲側というか爪側。
痛みもないしなぜこんなところの皮が??と
記憶を手繰り寄せてみると・・・

先週、ここ火傷しました(^^;)

電子レンジであたためた食器のラップを剥がすときに
ぶわーっと蒸気を浴びてしまったのだ。
熱いものに触れてしまった時より蒸気を浴びた時の火傷の方が
ひどくなる、とパティシエールちゃんに言われて
気を付けていたつもりだったのだけど。
自分の経験した火傷の中ではひどい方で
水ぶくれにこそならなかったが
ひりついた痛みが治まらず、保冷剤を入れたボウルに水を張って
半日指先をつけこんでいたのだ。
この日はマウスさえ握れず

「(指は)商売道具なのに!まだイベントの商品、途中のもあるのに!」

と青ざめたが、ひどかったのはこの日だけで
翌日にはすっかり痛みはひいていたのだった。

火傷した本人は全く意識していなかったのだが
表面化では皮膚の再生作業が粛々と進行していたのね~。
自然治癒力に感謝である。

しばらく、ラップを剥がすときは
ミトンタイプのなべつかみ(?)で防御しよう。

皆様もくれぐれもお気をつけて。
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2012チャームスワップ「お月さま」

お月さま

作品タイトル「お月さま」
作者 良子さん
この作品をもらったラッキーな人 俊行さん

2012年チャームスワップ出品作。
チャームスワップについてはこちらを参照。

良子さんと言えば月・星モチーフ、と教室内で定着しているが
何か好きなモチーフがある場合それを追及していくのは
大変有効な方法だ。
同じモチーフを違う作品に仕上げていくことで
本人は意識しなくても、実はもの凄くデザインの勉強になっている。

これまでの良子さんの月はクールなデザインがほとんどだったが
今回のお月さまは非常に温かみのあるユニークなキャラクター。
何かの物語を感じさせる。
それでいて、ギリギリ男性が使っても不自然ではない
このバランス感が非常にニクイ!
仕上げも滑らかな鏡面になっていて
こまやかな作業がわかるのと、良子さんの上達ぶりがわかって
講師としては大変うれしい限り。

これをうけとった俊行さんがどうメンズアクセサリーとしてアレンジするのか
大変楽しみである。
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キラキラiphoneカバー

キラキラIphoneカバー

キラキラのiphoneカバー。
とあるイベントで販売されていた。
透明のカバーにスワロフスキーが貼られていて
作る気になれば自分でも作れなくなないのだが
ありえないお安さだった。
なのでお聞きしてみた。

「あのう、これスワロフスキーですよね?どうしてこんなに
 お安いのでしょうか?」

「わかってくださいますー?もうこれ、イベント価格ってことで
 利益ほとんどないんですよ~(^^;)」

それはそうだろう。だって右上のスワロフスキー1粒で上代300円近い。
仕入れ値で入れているにしたって工数度外視だ。
というわけでさっそく購入。iphoneにセットするとこんな感じ。

つけるとこんな感じ!

ああ、カラスの血が騒ぐ~!キラキラ大好きだ(笑)

実はイベントではネイルブースを出されていて、これがまたありえない格安で
本当はお願いしたかったのだが、運悪く前日指先を火傷していたので
そちらは涙を飲んであきらめた。

太田市西本町のNail&Deco salon Dollさんという
プライベートネイルサロンさんらしいので、ご興味があれば是非。
ネイリストさんが若い美人(重要)なのがポイント高し!
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銀粘土作品ができるまで4

実験室を開いてから結構長いのだが
今まで銀粘土作品を紹介している割には
どうやって作るのかについてほとんど書いていないことに気が付いた。
そこで、何度かに分けて銀粘土作品ができるまでをご紹介。
ご興味があればお付き合いください。

注:基礎の部分は別として、デザインからの展開や
制作方法は人によってさまざま。
なので、これからご紹介する方法は

「ああ、こういう方法もあるのね」
「この人はこうやって作るんだな」

位にお考えください。

また、順番に読んで頂いた方がわかりやすいので
もし前回記事をご覧になっていない方はぜひこちらからご覧ください。

~第1回・何を作るか考える~
~第2回・デザインを考える~
~第3回・ねりけしでモデルを作る~

前説が終了したところで本題。

~第4回・銀粘土で制作する・1~

いよいよ銀粘土での制作に入ろう。
でも、まだ銀粘土のパッケージを開けてはダメ!
ここまで読んで下さった方はお分かりと思うが
とにかく銀粘土のコンディションを保つために
無駄に外気に触れさせない、熱を加えない。
そのためには段取りが重要なのである。


1.手順を確認する

制作までの手順を確認しておこう。

1.形を作る
 1) 道具がそろっているか確認する
 2) 銀粘土をねりねりくんで練る
 3) パーツを作るのに必要な粘土を取り分ける
 4) パーツを作る
 5) パーツを乾燥させる
 6) 傷などがあれば補修(粘土で埋めた場合再び乾燥)
 7)表面をやすりで磨く
 8)カットや模様を彫るなどの加工をする
 9) パーツを組み立てる

2.乾燥する
 1)乾燥させる

3.焼成する
 1)焼成
 2)冷ます
 3)落下テスト

4.仕上げ
 1)磨く
 2)その他のパーツなど

5.性能評価
 1)試しに使ってみる

このような感じだ。
このうち1.の2)~4)は、ほぼ前回のねりけしで作ったモデルを
銀粘土で作ると思ってもらえれば大丈夫。


2.使う道具がそろっているか確認する

銀粘土のパッケージを開けてから

「あっ、あれがない!」

なんて慌てて探し出すと、その間にどんどん乾燥が進んで
ひびが入る原因になるので、まず道具をそろえよう。

道具の準備

A. 銀粘土 画像は55gパックだが、初心者はまず7gで始めよう。

B. 作業台と作業プレート 作業台はクリアファイルや粘土板、作業プレートは
                いらないCDやカセットテープのケースでも代用可能。
C. ねりねりくん

D. 水を入れた容器 作業中の乾燥防止や貼りつけに使う。
             通常の作業では指が入ればいいので
             きれいにしてあるものならPETボトルの蓋でもOK。
             ただし、あまり軽いとひっかけて水をこぼすことがあるので注意。

E. デザインナイフ  粘土をつぶして板状にしたものをハート形や星形などに
             切り分けたい場合に使用。
             直線ならばカッターでも切れるが
             曲線ならばデザインナイフがおすすめ。

F. スパチュラ(へら) 細工用のヘラ。下が細工カンナ、上は理科実験用の
             マイクロスパーテル。
             わたくしはこの2本があれば大体事足りる。

G. ねりけしモデル  第3回で作ったねりけしのモデルを置いておくと
             サイズやバランスの確認に便利。

H. クッキングシート オーブンなどに敷いて使う紙のシート。
             工程の中につぶす作業がある場合は忘れずに。

I. ウエットティッシュ 粘土の保存(後述)や汚れた手をふくのに使う。
             
J. 精密スケール   あれば粘土のとりわけに便利。0.1gまで量れるものを。


3.銀粘土でパーツ作り

さて、ここからは1.で確認した手順 2)~になるが
粘土の作業をしながら撮影をしていると粘土が乾いてしまうので
画像にはねりけしを使わせて頂く事をご了解いただきたい。

その前に(笑)

「ねりねりくん」使用上の注意を。

ねりけしを練るときには、こうやって普通にねりねりくんを持った。

普通の持ち方

ねりけしの感触が似ているとはいえ、やはり本物の銀粘土の方が柔らかいので
ねりけしを練るときと同じだけの力を入れて銀粘土を練ると
ねりねりくんにべったり銀粘土が貼りついてしまう。
そこで、ためしに親指と薬指でねりねりくんを持ってみて欲しい。

親指と薬指で
指がわかりやすいように斜めから撮ってみた

ためしにこの持ち方でねりけしを練ってみて欲しい。
ほとんど力が入らないはずだ。
持ち方は普通(親指と人差し指、中指)で構わないので
これくらいの力加減で。そこから様子を見ながら少し力を入れる、くらいだと
ねりねりくんに粘土が貼り付かないで済むはずだ。
体験講習でも同じ注意を必ずするのだが
やはり力が強すぎて銀粘土を貼り付かせてしまう受講者さんは何人か出ることがある。
その度救助に飛んでいくのだけれど(^^;)


ここでようやく銀粘土のパッケージを開ける時が来た(笑)
ただし、パッケージを開けたらパーツを作り終えて
ドライヤーボックスに入れるまで
電話が鳴ろうが来客があろうが赤ちゃんが泣こうが
危険でない限り無視してノンストップ!

そんなわけで小さなお子様をお持ちのお母様はお子様のタイプと年齢に応じて
お子様が寝ている隙を狙うか

「今からちょっとだけママ忙しいから。これが終わるまでお話しないで
 一緒に見ててくれる?」

と宣言するなど、おのおの工夫されたし。
隙あらば用事を頼みたがるあまえんぼさんな彼氏・彼女・だんな様や奥様を
お持ちの場合も同様に工夫されたし!


パッケージを開けるとフィルムにくるまれた銀粘土が入っている。

パッケージの中の銀粘土

ねりけしモデル制作の時に「使わない粘土はラップに包んで」
と言っていた「ラップ」とは、食品用ラップではなくこのフィルムのこと。
食品用ラップよりかなり頑丈。
また、画像の銀粘土は55gパックなのでかなり多いが
初めての方はまずは7gパックで始めよう。
扱いも保存も7gの方が最初は楽なので、失敗とロスが少ない。

フィルムから銀粘土を取り出し(7gの場合は全部)
ねりねりくんでしわがなくなるまで練る(手順2))

ころころ~

必要量をとりわけて(手順3))

必要な分だけ切り分ける

パーツを作る(手順4))

長い紐なら板を横に

プレートで平たくつぶす

画像は楊枝の刃の部分。

ここで乾燥なのだが、そのお話は長くなるのでまた次回。

☆作り方連載・銀粘土作品が出来るまで
~第1回・何を作るか考える~
~第2回・デザインを考える~
~第3回・ねりけしでモデルを作る~
~第4回・銀粘土で制作する・1~ ←いまここ
~第5回・銀粘土で制作する・2~
~第6回・銀粘土で制作する・3~
~第7回・焼成~
~第8回・仕上げ(磨き)~
~第9回・実際に使ってみる~
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| 作っちゃいました・銀粘土 | 05:55 | TOP↑|

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拍手お返事

お互い忙しくしていて連絡の取れなかった友人からメールをもらいました。
連絡がなくてもそこで切れたりはしないのですが
(なにせ長いお付き合いで・笑)
やっぱり嬉しいものですね。でもそのメールに
「私は時々Rika実験室にお邪魔しています」
えーっ、もっと早く言って!(>▽<)
当実験室は、ROMはもちろんノリツッコミも大歓迎でございます☆

拍手を押して下さってありがとうございます!
よろしければ、是非また遊びにいらして下さいね。

コメントへの返信は、追記をご覧くださいませ。

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| 拍手お返事 | 05:50 | TOP↑|

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2012食い倒れツアーレポート6

毎週金曜日は食い倒れツアーレポート!
先週に引き続き、よろしければお付き合いください。

まずは前回の「Fat House」で貼り損ねた画像があるので
それからご紹介。

正面から見たFat House

正面から見たFat house

アプローチを歩いていくと入口なのだがここがまさしく「口」なので
なんとなくFat Houseに食べられてしまいそうな気がする(^^;)

内部ではこのような上映が

内部で上映されている映像。
ちゃんと顔が動いてFat Houseが喋っている。
ちらっと覗いて出て行かれる方も多いのだが
もしお時間があれば面白いのでぜひ全編通してご覧いただきたい。


楽しいアート体験の後は、ダーリンの希望で日帰り温泉へ。
こちらも奥入瀬渓流ホテルさん同様星野リゾートさん経営の「青森屋」さんへ。
さすがに浴室の撮影はできないので青森屋さんから拝借した画像がこちら。

青森屋のひば湯
画像は青森屋さんより拝借

こちらの天井・壁・浴槽に使われている木材は「青森ひば」だそうで
木の香りと風合いが素敵だ。
ガラス窓の奥に見えているのが露天風呂。
まだ木々が芽吹く前だったので大変地味な景色だったが(笑)
画像のように新緑のころ、あるいは紅葉のころは絶景だろう。
お湯がまたよくて、お肌つるつる。
女性には特におすすめ!

入浴でお腹をすかせたところで、ちょっと遅めのお昼ごはん。
向かった先は食事処味喜さん。

食事処・味喜

外観は喫茶店風だが、中は完全に定食屋の趣。
ここは美術館から青森屋さんに向かう途中でダーリンの視界に入ったらしいのだが
こういう時のダーリンの「ここ、いけるかも!」という勘は的中率が高く
我が家では「ダーリンレーダー」と呼んで重宝している(笑)

こちらで注文したのは「バラ焼き定食」。

バラ焼き、というのは玉ねぎとバラ肉をしょうゆベースのタレで
甘辛く炒めたご当地B級グルメで
今では十和田市内にバラ焼きを提供するお店が60軒以上あり
ご家庭でも楽しまれているそうだ。
鉄板の上で自分で仕上げる焼肉スタイルと
調理されてお皿に乗ってくる食堂スタイルがあるそうで
味喜さんは後者。

バラ焼き定食

これはご飯がすすむ~!!
この甘辛い味とご飯のマッチングが素晴らしいったら。
ただ、ご飯もバラ焼きも結構な量があるので
女性にはちょっと多いかもしれない。

デザートについていた手作りカスタードプリンがまた絶品!
昔の給食の容器みたいなこの素っ気なさ、でも味は格別ってところが
たまらないなあ。

お腹も一杯になったところで向かったのは奥入瀬渓流。
前日も通ったのだが「すごい~!」と言いながら
車で走ってしまったので、ちょっと歩いてみようよ、ということで再び。

奥入瀬渓流

画像ではわかりづらいだろうか。
ふつう道路から結構低い位置に川がありそうなものなのだが
路面と水面の高さがほとんど変わらない。
そのせいか、車で走っていてもものすごく渓流を近く感じる。

つい見入ってしまう

自分自身、どこがヒットしたのかうまく言語化できないのだが
ただひたすらぼーっと見入ってしまいそう、というか。
気が付いたら渓流の写真ばかりばしばし撮ってしまっていた。

阿修羅の流れ

こちらは人気スポットの一つ「阿修羅の流れ」。
冬の枯れた景色でも十分魅力的だが緑の季節だと

新緑の季節だと
画像:青い森の写真館 http://www.aosya.com

なんとこうなる!!
う~ん、これは夏や紅葉の季節にもう一度行ってみたいなあ。

ちなみにこの画像青い森の写真館さんのもの。
青い森の写真館さんは青森の自然やお祭りの風景などの素敵な写真を
サイトさんの3つの条件を満たせば無料でダウンロードさせていただけるという
大変太っ腹なサイト。
四季折々の奥入瀬渓流の写真もあるので、是非一度ご覧いただきたい。
・・・これを見ると、やはり他の季節にも行ってみたくなるなあ。


というところで、続きはまた来週!
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2012日本貴金属粘土協会協会展&フェスタ

無事終了いたしました。ありがとうございました。
この記事は6/17までTOPに表示されます

PMCフェスタ

日本貴金属粘土協会というのはわたくしも参加している
銀粘土(PMC)の講師団体です。

協会員の作品展と販売イベントがあり
販売イベントの方にわたくしも
勉強会メンバーと一緒に参加いたします。

展示あり、販売(作品の他制作ツールなども)あり
ミニセミナーあり、体験レッスンあり。
また、1つ500円と言うミニギフトコーナーもあり
こちらは売り上げを東日本大震災の義捐金として寄付させて頂きます。

入場無料ですので、お時間とご興味がありましたら
是非お立ち寄りください。

会場が横浜中華街のすぐそばと言うのもポイントです(笑)

会期:2012年6月15日(金)~17日(日)
    11:00~18:00(17日(日)は16:00まで)

   ・協会展      15日(金)~17日(日)
   ・ミニセミナー   16日(土)~17日(日)
   ・作品販売    16日(土)~17日(日)
   ・体験コーナー  16日(土)~17日(日)
   ・ミニギフト    15日(金)~17日(日)
   ・ツール販売   15日(金)~17日(日)


会場:横浜赤レンガ倉庫1号館
   JR・市営地下鉄「桜木町」「関内」より徒歩約15分
   みなとみらい線「馬車道」「日本大通り」より徒歩約6分

販売コーナーには「Silver Way 47」で参加しています。
見かけたらぜひお声をかけてくださいね!

2012.06.07 up
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| イベント案内 | 16:00 | TOP↑|

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2012チャームスワップ「いやし」

いやし

作品タイトル「いやし」
作者 伸行さん
この作品をもらったラッキーな人 良子さん

2012年チャームスワップ出品作。
チャームスワップについてはこちらを参照。

動物やキャラクターモチーフも得意な伸行さんが
今回選んだモチーフは「猫」。
猫と言っても愛くるしい仔猫にふてぶてしい野良のボス・・・と
そのタイプは様々なのだが
今回伸行さんが作った猫はスラリとスタイリッシュ。
細身でしなやか、今膝の上で甘えていたかと思えば
次の瞬間にはつんとそっぽを向いている
そんな気まぐれでどこか気高いある意味猫らしい猫を思わせる。
肢体はそんなスタイリッシュなデフォルメをしておきながら
顔は妙に愛嬌があるというこのバランス感覚が絶妙。
女性だったらある種の小悪魔ちゃんだろうか(笑)

後姿もキュート

デフォルメが大変成功している後姿。
無駄を一切省いているのに猫とわかる所がニクイ。
くるりと丸めた尻尾がチェーン通しになっているのもお見事。
こちらを表にして使うのもカッコいいかもしれない。

縦長ペンダント

このチャームを受け取った良子さんは実は犬派なのだが

「いやああ、素敵~!!」

と一目で気に入った模様。
犬派も転がすとは、伸行さん恐るべし(笑)
尻尾の上に赤いスワロフスキービーズを通したワイヤーで
メガネ留めのチェーン通しを作ったのは良子さんオリジナル。
縦長のラインが強調されて素敵なY字型ネックレスになった。
早速教室にも着用して来てくれている。
伸行さんも作者冥利に尽きるのでは(^^)

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| 生徒作品 | 05:55 | TOP↑|

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2012チャームスワップ

月2回クラスは年に1回「チャームスワップ」というイベントをする。

「銀粘土7gパック1袋で作れるもの」

という条件で全員がチャーム(あとで紐やチェーンを通して
ペンダントや携帯ストラップなどにできるもの)
を作ってくじ引きで交換するのだ。

3回目の今年も大変な盛り上がり。
というわけで今年のチャームスワップ作品を順次ご紹介。
作品が増えるたび、このページからもリンクを張るので
ぜひお楽しみに。

・いやし(伸行→良子)
・お月さま(良子→俊行)
・若葉の集い(俊行→輝子)
・クローバー(輝子→Y香)
・Snow Light(Y香→千恵美)
・Present for you(千恵美→玲奈)
・達磨のダンディーさん(玲奈→Rika-C)
Trick Heart(Rika-C→伸行)

2009チャームスワップ
2011チャームスワップ
2013チャームスワップ
2014チャームスワップ
2015チャームスワップ
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| 生徒作品 | 05:54 | TOP↑|

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俺の後ろに立つな、命が惜しければ

ゴルゴパッケージ!!

ご存知キャラメルコーンのチョコレート味。
コンビニエンスストアで発見した瞬間
あまりのことに爆笑しそうになった。
耐えたわたくしを誰かほめて。
悶絶のあまり呼吸困難に(^^;)

考えてみればキャラメルコーン向きのキャラクターは
ほかにいくらでもいるだろう。
例えばアンパンマンとかキティちゃんとかガチャピン&ムックとか。
よりにもよって何故ゴルゴ(^^;)
しかもよく見ると

食べてるし!!

口の中にキャラメルコーンが!!

ゴルゴはそんな子(子???)じゃないはずよ。
何故ですか、さいとう・たかを先生(笑)

ただし、このバリバリのミスマッチ感により
陳列棚で異彩を放って物凄~く目立っているので
ある意味商品パッケージとしては成功しているのかもしれない。

ゴルゴパッケージは期間限定だそうなので
ご興味のある方はこの
「ほろ苦い男のチョコレート味」
を、どうぞお試しあれ。

味はもちろん、超A級☆
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| 食べちゃいました | 05:55 | TOP↑|

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銀粘土作品ができるまで3

実験室を開いてから結構長いのだが
今まで銀粘土作品を紹介している割には
どうやって作るのかについてほとんど書いていないことに気が付いた。
そこで、何度かに分けて銀粘土作品ができるまでをご紹介。
ご興味があればお付き合いください。

注:基礎の部分は別として、デザインからの展開や
制作方法は人によってさまざま。
なので、これからご紹介する方法は

「ああ、こういう方法もあるのね」
「この人はこうやって作るんだな」

位にお考えください。

また、順番に読んで頂いた方がわかりやすいので
もし前回記事をご覧になっていない方はぜひこちらからご覧ください。

~第1回・何を作るか考える~
~第2回・デザインを考える~

前説が終了したところで本題。
今回長いのでお時間のある時にお付き合いください。

~第3回・ねりけしでモデルを作る~

第1回で「実際に使えて鞘にしまえるサイズの『うさぎの菓子楊枝』
を作ることを決め、第2回で波にうさぎが飛ぶデザインを考えた。

ならばここで銀粘土で制作・・・!と行きたいところだが
その前にねりけしでモデルを作ろう。

実作の前にねりけしでモデル制作をさせる教室はほとんどないと思う。
師匠がこのスタイルで指導されていたのだが
非常に合理的だと思うのでわたくしも踏襲している。

ではなぜ実作の前にねりけしでモデル製作をするか。
そこには3つの理由がある。

1.描いたデザインが本当に作れるかを確認する

絵と言うのは実は大変ウソツキである。
なにしろ3次元の立体を2次元に描いている段階で実はかなりのウソがある。
そして恐ろしいことに、絵には「3次元では制作不可能な図形」も描けてしまうのだ。
なので、考えたデザインが本当に制作可能か、ひとまず作ってみる。

2.制作の工程を確認する

実際にモデルを制作してみることで
これから自分がどの手順で制作していくかを確認する。
また、このモデル制作をすることで、頭の中で考えていたのとは
手順を変更した方が合理的な場合もあるのでそこの洗い出しもする。

特に体験講習を受講する初心者などの場合
銀粘土をどういう手順で扱うかを知らないので
この段階で体にたたきこみ(笑)練習も兼ねる。

なぜこの2つが必要かと言うと、銀粘土は非常に乾燥が早い。
作り始めてから考えているとあっという間に乾燥してしまい
最悪7g1659円(税込・2012年5月現在)のゴミができあがってしまう。
銀粘土をけちらず使うことで作品のクオリティが上がるなら
それは必要なことだと思うが
下準備や工程の工夫で省ける無駄は省くべきだとわたくしは思う。
この不景気に無くても生きていけるのに
生徒さんはあえて趣味として銀粘土を選んでくれたのだから
講師として、今までの経験や知識でカバーできるロスの削減は
最大限伝えたいと思うのだ。
自動車だってデザイン画からいきなり実物を作るのでなく
とりあえずクレイモデル作ってみたりするしね。

そして

3.銀粘土の必要量を見積もる

事前にモデルを作ってみることで

「もっと大きい(小さい)方が良いのでは?」

などを考えることができる。
また、リングの場合は重量が収縮に影響するので

「これを作るために何gの銀粘土が必要か」

というのは大変重要だ。

さて、体験講習の場合ねりけしでモデル制作をさせる
重要な理由がもう一つある。

4.受講者が何を作ろうとしているのかを知る

普段絵やクラフトと無縁の受講者さんが作りたいものを
絵に描けるというのはまれである。
そこで頭の中のイメージをねりけしで作って頂くのだ。

「ああ、こういうものが作りたいのか」

というのがこちらにはっきり形として見えれば

「ここは細くて折れてしまうかもしれないのでもう少し太くしましょう」
「この厚みではなかなか乾かないのでもう少し薄くしましょう」
「この形は一気に作るのが大変なので、手順を2つに分けましょう」

など、事前にアドバイスすることができるのだ。

また、ねりけしで作れた形が絶対銀粘土で作れるとは限らないが
ねりけしで形作れないものは銀粘土でほぼ作れない。
初めての銀粘土講習で舞い上がっている受講者さんに
ご自分はどこまで作れるか、ちょっと冷静になっていただける利点もある(笑)

ではさっそくねりけしスタンバイ。

ねりけし

7gパックの銀粘土とほぼ同じ大きさにしてある。
ねりけしは乾燥しないし再利用可能なので、この段階で
好きなだけトライ&エラーを重ねておく。

ねりけしスタンバイ!

普段こんな感じで7gパック分のねりけしを作って用意してある。
缶にいれてあるのは、けしごむやねりけしには柔らかくしておく成分が入っていて
樹脂の種類によっては接した面を溶かしてしまうことがあるためだ。
子供の頃、プラスティックか何かのペンケースにむき身で消しゴムを入れておいたら
ペンケースが溶けちゃった、なんてことないだろうか。

ではいよいよモデル制作スタート!

1.ねりけしを半分にギュッと折る

二つに折る

2.もう1度半分にギュッと折って4つ折りにする。

もう一度二つに折る

1.2.では銀粘土の中の空気を押し出すように。
ただし、指の熱で乾燥しないように素早く。
※画像がちっとも4つ折りに見えないのは押しすぎたため(^^;)
こんなに押しつぶさなくて良い

次に使うのはじゃーん!秘密兵器!

ねりねりくん

この道具、名前は「ねりねりくん」
冗談でなく本当です
師匠が開発したツールで、センターのくぼみの角度が非常に計算されていて
直接粘土を手で触ることなく綺麗に練ることができるのだ。
東急ハンズその他クラフト材料店で購入可能。
ねりねりくん、実用新案登録済み☆

3.2.で4つ折りにしたねりけしを作業台に乗せ、ねりねりくんでふたをする

作業台の上でねりねりくんで銀粘土にふた

4.ねりねりくんの両側を手で挟んで持ってころころ転がす

ころころ~

こうやって転がすのに、パッケージに入ってるコイン型だと転がしづらいので
1.2.で4つ折りにして団子状にしたのだ。

5.しわがなくなればOK!

しわがなくなればOK

押しつけ過ぎると粘土が作業台やねりねりくんにべたーっと貼り付いてしまうし
おっかなびっくりそろそろと動かしているとしわが取れないうちに乾燥して
ひびが入ってしまうので、ここはちょっと練習が必要。
(ねりけしは乾かないのでいくら練習しても大丈夫!)
1秒間に1度回転する、くらいのスピードで20回も回せば
普通はしわがとれてなめらかになる。

この「練り」で何をしているかと言うと。
銀粘土は非常に微小な銀の粒子、水、バインダー(のり)でできている。
形を作って乾燥させることで水分がなくなり
焼成することでバインダーが焼け飛んで
残った銀粒子で99.9%銀の作品が出来上がる、というのが
銀粘土の仕組みだ。
パッケージされて出荷された状態では勿論ベストのコンディションだが
出荷されてから自分が開封するまでどれくらい時間が経っているかわからない。
その間に多少バランスが乱れているので
なるべく粒子を均一の状態にしてコンディションを整えるのが
練りの目的だ。
技法書にあまり詳しく書かれていないが、実はこの「練り」が
全工程中最も重要で、練りの良し悪しが
最後の作品の輝きを左右すると言っても過言ではない。

また、ねりねりくんの動かし方によって粘土が球形でなく
そろばん型になることもあるが、しわがなくなっていればOK。

ここまでが粘土(本番の場合)のコンディションを整える準備。
ここから形を作る工程に入る。
まずは菓子楊枝の刃の部分。

6.必要な分だけ切り取る

必要な分だけ切り分ける

くどいようだが、出来る限り手の熱を伝えないのがポイントなので
(乾燥によるひびを防ぐ為)
切り分けも道具を使う。
画像で使っているのは「細工カンナ」というスパチュラの一種。

7.使わないねりけしはねりねりくんでふたをする

使わない粘土はねりねりくんでふた

ねりけしの場合は乾燥しないので必要ないが、銀粘土の場合
切り分けた粘土でパーツを作る間、使わない方を放置しておくと
パーツができあがる頃には乾燥して使えなくなっている。
そこで使わない方をねりねりくんでカバーして乾燥防止。
パーツが作り終わったら使わない粘土をラップに包んで
銀粘土のパッケージに戻してやるのだが
その作業を先にしているとパーツ用の粘土が乾燥してしまうので
暫定措置。もちろんパーツ用粘土を一時ねりねりくんでカバーして
使わない粘土をラップしてパッケージに戻してから
パーツ制作をしても構わない。
特に初心者を指導するときにはねりけしの時からこの作業をさせて
手順としてインプットしておく。

2012.6.4 pm20:03 追記
記事を作成しているときは気が付かなかったのですが
使わない粘土をねりねりくんでカバーしておいて
パーツ用粘土をねりねりくんでもう一度転がしてからひもにする、という順序だと
ねりねりくんが2つ必要です。
うちには体験講習用含めねりねりくんが10個以上あるのでこういう順序でも
出来てしまいますが、普通はねりねりくんは持っていても1個だと思いますので

1.切り分けたパーツ用粘土をねりねりくんでカバーする
2.使わない粘土をラップでくるんでパッケージに戻し、密封する
3.パーツ用粘土をねりねりくんで再び球形にして、プレートで紐にする

の順番の方が合理的だと思います。

また、最初から使う分の粘土だけを切り出してねりねりくんで練ることも出来ますが
7gパックから必要量を取り出すと、小さすぎてねりねりくんで練れない場合があります。
その場合最初にねりねりくんで7g全体のコンディションを整えておいて
切り分けてからひもまたは板状にするために球形にする場合は
プレートなどで転がす、の方がうまく行くと思いますよ。
(追記ここまで)


8.プレートを転がしてひもを作る

プレートで紐状にのばす

切り取ったパーツ用のねりけしを再度ねりねりくんで球形にし
作業台の上でプレートを使ってひも状に伸ばす。
わたくしは作業台と伸ばすためのプレートの両方に
アクリルプレートを使っているが
ご家庭にあるものだったら作業台にクリアファイル
プレートにいらないCDケースなどでもOK。
透明の方が粘土の状態が見えるのでおすすめ。

ところでひもに伸ばすときにうっかりねりけしがプレートからはみ出していることがあるが
これは絶対にダメ。

はみ出し禁止

板がはみ出し部分に傷を作ってしまい、最悪の場合
そこからちぎれてしまうことがある。
長いひもを作りたいならプレートを横にするなどして

長いひもなら板を横に
ひも全体がプレートの中に入るようにしよう。

9.ひもの先端を細くする

菓子楊枝の先端はとがっているので先端を細くしよう。
プレートを斜めにして転がすと・・・

プレートを斜めにして転がすと

先端が細くなる

先端が細くなる

10.プレートで平たくつぶす

プレートで平たくつぶす

プレートで上からプレスしてひもを板状につぶす。
おお!菓子楊枝の刃っぽいものが!!

この時、ねりけしは平気でも銀粘土はプレートに貼りついてはがれなくなるので
上下を忘れずにクッキングシートで包んでプレスする。

では次に波を作ろう。

11.両端が細い紐を作る

同じ要領で紐を作る

6.~9.と同じ要領で、両端が細い紐を作る

12.端から丸めて波型を作る

くるくる~

ここはさすがに手を使って丸める。手早く。

波できあがり

大小の波が出来た。

最後にウサギ。

13.しずく型を作る

短いしずく型

ものすご~く短くて太めの片方が細いひもにする

14.頭と胴体を作る

先を曲げて

細い方の先端を曲げて頭に、あとはつまんだりつぶしたりしながら
頭と胴体を形作る。手早く。

耳と手足を足してウサギ

耳と手足をつけてウサギのできあがり。

15.合体!

楊枝の刃、波、ウサギを合体させる。

合体!

前回考えたデザイン画に近くなったかな。

うさぎ菓子楊枝決定稿

さて、銀粘土はパッケージを開けてから形を作るまで

1分以内ならプラチナの輝きに
2分以内ならシルバーの輝きに
3分以上かかるとアルミの輝きに

なると言われている。
とにかくスピード勝負!
パッケージを開けたら電話が掛かろうが来客があろうが無視して作りきらないとダメ。

菓子楊枝全部を1分で、は無理だが

楊枝の刃

ウサギの頭と胴体
ウサギの脚
ウサギの手
ウサギの耳

をそれぞれ1分以内で作ることならできる。
合体や模様を彫りいれる場合は乾燥させてからなので
この1分にはノーカウントなのだ。
なので、

1分以内に作れるパーツに工程を分ける

ことが重要だ。

ねりけしでモデル制作する重要性をお分かりいただけただろうか(笑)

初心者の場合、まずモデルを作らせ
良い形が出来たらそれを見本によけておいて
別のねりけしでそれぞれの作業を1分以内で出来るようになるまで繰り返させる。
ここまですればバッチリ作業がインプットされるので
本番でまごつかない、というわけ。

ではここまで来たら次回はいよいよ本制作に入ろう!

☆作り方連載・銀粘土作品が出来るまで
~第1回・何を作るか考える~
~第2回・デザインを考える~
~第3回・ねりけしでモデルを作る~ ←いまここ
~第4回・銀粘土で制作する・1~
~第5回・銀粘土で制作する・2~
~第6回・銀粘土で制作する・3~
~第7回・焼成~
~第8回・仕上げ(磨き)~
~第9回・実際に使ってみる~
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2012食い倒れツアーレポート5

毎週金曜日は食い倒れツアーレポート!
先週に引き続き、よろしければお付き合いください。

さて、朝食を済ませたわたくしたちは一路十和田市へ。
今回の旅行で唯一のわたくしのリクエストは十和田市現代美術館
スタンディング・ウーマンという巨大なおばさんのフィギュア
こういう言い方すると身も蓋もないな~(^^;)
でも有名なこの美術館、面白そうな作品が多く
以前から興味はあったのだがなにせ遠いので行く機会はないだろうと思っていた。
今回青森ツアーと聞いて
「十和田市現代美術館って行ける??」
と聞いてみたらOKが出たのでコースに組み込んでもらった、というわけ。
自慢じゃないが超のつく地理&方向音痴なので
距離感がチンプンカンプン(^^;)


館内は撮影禁止なのでどんな作品があるかは上のリンクから
美術館サイトをご覧いただくことにして
インスタレーション(ざっくり言うと展示された空間自体を体験する、みたいな
表現方法)も多いので、機会があったら是非お訪ねいただきたい。

大体同じ順路で回っていた家族連れのお父さん(といってもほぼ同世代)
が、どの展示室に行っても

「・・・これのどこが芸術なのかわかんねー。俺、ダメかも」

とボヤいていたのが印象的。
理解しない!感じるのよ!!と念を送っておいたが伝わったかな(笑)

抽象絵画や現代アートについて
基礎知識を全く持たずに作品を「理解」しようとすると
「これのどこが?」
ということになるので「わからない」ということになる。
その場合はもう理解しようとせず感覚にゆだねた方が早い気がする。
ただし、知識がまったく役に立たないかと言うとそういうことではない。
それらが生まれて来た時代の背景や美術史を勉強していくことで
「ああそうか」
とわかってくることがあったりするのだ。
抽象絵画など、感情を爆発させているかと見せながら
ものすご~~~く緻密に計算していたりするので
そのあたりを想像しながら味わっていくと結構楽しい。
(そうかと思うと、ホントに何も考えてなかったり
 人を食ったものもあるのでそれはまたそれで・・・笑)

さて、この美術館「アートの街」としての十和田市の町おこしの一環なので
実は美術館の外にも色々な展示品が。
こちらは撮影OKなのでいくつかご紹介。

まずは美術館休憩スペースの外壁

Ochrea

白黒でイラストチックなのだが
手前の樹と妙にマッチしている気がする。

Flower Horse

Flower Horse

美術館前の通りが「官庁街通り」と言うのだが、ここが旧称「駒街道」で
馬とはご縁のあるお土地柄。

aTTA

aTTA

…怖い(^^;)
昆虫ってちょっとメカチックだと思っていたが
巨大化させられると「やっぱり!」と思ってしまう。
実際にロボットの動きって虫や動物の動きを参考にしているものも多い。
無駄がないのだろうか。

これ、サイズがこのまま10倍くらいになったら
使徒に混ぜてもわからない気がする(^^;)
(使徒:アニメーション「新世紀エヴァンゲリオンで地球に襲来した謎の生命体)

Hypnotic Chamber

Hypnotic Chamber

有機的

なんというか妙に有機的。

臓器チックな気が・・・

内部にディスプレイがあってストーリーが展開されているのだが
それとは別に、自分が極小化して臓器か何かの中にいるような気分に。
皆様は「ミクロの決死圏」という映画、ご存知でしょうか。

Ghost

Ghost

大きさを除けばちょっと可愛いv

Unknown Mass

Unknown Mass

この角度だと判らないのだが、実はこの銀色のスライムっぽいものには
目がついていて、建物の外から中を覗いている。
この建物、実はトイレ(笑)

愛はとこしえ十和田でうたう

愛はとこしえ十和田でうたう

何やら水玉ワールドが展開されてるな~と思ったら
やはり草間彌生さんだった(笑)
このお方も岡本太郎さん同様独自ワールドがある。

水玉キノコを見上げるちびっこ。
水玉の森の妖精さんのようだ。

巨大きのこ

ところでこの作品群、奥のカボチャの家は中に入れるようになっているが
他の作品には「乗らないで」というサインが実はある。
でも犬なんかまたがられまくり。
そりゃそうだろう、子供がまたがるのにちょうど良い高さとサイズなうえに
作品タイトルとこの「乗らないで」の表示が遠くにありすぎて
この表示を見る前にまたがってる気がする。

デザインやユーザーインタフェースに「アフォーダンス」と言う考え方があって
取扱説明書をいちいち読まなくても形をみれば使い方がわかる、
形状が動作を誘導するというのがあるのだが
例えば椅子くらいのサイズのものがあれば
「座る道具です」と書かれていなくても座ったり荷物を置いたりする。
ドアにノブが付いていなくて平らなプレートがついていたら押して開けるとわかるし
ひもが下がっていたら引っ張りたくなる
ボタンがついていたら押したくなるのが人情と言うもの
人情なのか!?
だからこそ非常ボタンなどはうっかり押されないようなフールセーフが必要だ。

その意味でこの犬は、もう存在と形状が
子供にまたがることをアフォードしているとしか・・・(笑)
作品保護、または危険防止のためにまたがらせたくないのであれば
注意書きの方法や場所を工夫しないとどうにもならないと思う。

Fat Car

Fat car

車も太るのか・・・
なんともイヤンな脂肪(?)の付き方だ(^^;)
ちなみにこの車を見たダーリン

「あれ、ベースはセントラ(日産サニーの海外版)だったよ(^^)」

うーん、興味の方向性によって見るところって全然違うのね。
わたくしでは見てもわかりませぬ(^^;)

Fat House

Fat House

車だけでなく家も太る!
この家のガレージに先程のFat Carが。
家の中にディスプレイがあって
この家が
「太るって芸術?じゃあアタシも芸術!?」
みたいなことを語る映像が。

それにしてもこの家、現地では思わなかったのだが
改めて画像で見ると板チョコをかぶせたメレンゲみたいだ(笑)

たっぷりと楽しめた十和田市現代美術館。
もしも機会がおありならぜひ。
実は夜間はライトアップしているらしいのだが
それが見られなかったのはちょっと残念。

では次の目的地へ・・・というところで
続きはまた来週!
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拍手お返事

気が付けばもう6月!早いですね。
このままではあっという間に12月になってしまいそうなので
日々丁寧に過ごしたいと思うのですが
現実はなかなかに難しいものです(^^;)

拍手を押して下さってありがとうございます!
よろしければ、是非また遊びにいらして下さいね。

コメントへの返信は、追記をご覧くださいませ。

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