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Etoile AYAのための5枚のお皿・秋

ケーキとプレートのコラボレーション企画5回シリーズの3回目。
今までの記事は下記をご覧ください。
企画説明は「春」の回でしています。

・Etoile AYAのための5枚のお皿・春
・Etoile AYAのための5枚のお皿・夏

今回ご紹介するのは「秋」。

リスのモンブラン

秋のケーキ ~リスのモンブラン~

秋といえば栗
栗のお菓子で思い浮かぶものといえばそう、モンブラン
モンブランとはフランス語で「白い山」という意味
マロンペーストと生クリームで山をかたどって作ります
サクッと香ばしいタルト生地に
アーモンドクリームとフレッシュな生クリーム
その上からマロンペーストを絞り粉砂糖を飾りました
和栗の優しい甘みを存分に楽しめる
ほのかにラム酒を効かせた自家製マロンペーストが絶品です
イタリアではマロンペーストと生クリームの順序が
日本やフランスとは逆になっています
モンブランが好きなのは
私達だけではないみたいですね・・・


収穫祭

リスのモンブランのプレート
~収穫祭~


秋は豊穣の季節
大地の恵みを写し取りました
ケーキを食べ終えると現れるのは
尻尾だけちょろりと覗かせていた誰かさん
モグモグと夢中で頬張っています
モンブランが好きなのは
私達だけではないみたいですね・・・


収穫祭

モンブラン、栗と言えば実りの秋!!
5枚のうち1枚くらいはポーセリンペインティングっぽいのも
描いておこうかしら、というのもあって(笑)
花と木の実の構成。
ただし、もみじを除くと特に秋だけのものではない。
あとあと生徒さんに見せることも考慮して
色調の選び方でも秋を表現できるのだということを伝えたかった。
ケーキの載せてある位置ではちょっとわかりづらいのだが
ブーケ、というかガーランドはかなり直線的な
L字に構成してあるのが普段あまり見ないあしらい方だと思う。
S字、C字で構成する普段のブーケと違い
枝ものの持つ逞しさみたいなものを表現したかったので。

ところで、ケーキを食べ終わるとリスが出てくる仕掛け。
しかもこのリス、くるみでも栗でもなく
なんとモンブランをムシャムシャ食べている(笑)
リス部分のアップはこちら。

リス

…右側の指のオバケみたいなのは心霊写真ではなく
撮影時にうつりこんでしまったわたくしの指(^^;)

完成したお皿を見せたところパティシエールちゃんが大ウケしてくれて
モンブラントップのチョコレートの飾りを
そのままシマリスのシッポに変更してくれた。
こういうお互いのアイディアのやり取りが物凄く楽しくて刺激的だった。

お皿にナッツをさりげなく散らしてくれたのは
もちろんパティシエールちゃんのセンス。
描いた花や木の実のL字に対応するような逆Lをとってくれるあたり
わかってるなあ!というところがたまらない。

ところでこのモンブランも、この画像に使っている
タルト生地のものと、メレンゲが台になっているものの2種類用意してくれた。
両方撮影してみて高さが出て映りが良い、という理由で
タルト生地の方を採用したのだが、わたくし個人の意見では
メレンゲ台のモンブランが絶品。
タルト生地の方もおいしいのだ。あくまでわたくしの好み、という点で。
ただ、パティシエールちゃんが言うには
作ったらその場で食べてもらわないとメレンゲが水分を吸って
食感が変わってしまうのでダメなのよ、という
アシェット・デセール(コース料理のラストに出てくるデザートの様な
皿盛りのデザート)のような扱い。
そんなわけで、パティシエールちゃんの仕込んだその年の
マロンペーストがまだあるタイミングに

「あのモンブラン食べさせて!」

とリクエストしてから遊びに行って初めて食べられる、という
わたくしの中でかなりレア度の高いケーキなのだ。

彼女が「Etoile AYA」のケーキカフェ実店舗を作ったら
絶対秋のメニューに加えて欲しい一品だ。

2008年制作
同年8月 銀座清月堂画廊アーティストコレクションクラブにて展示

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