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Etoile AYAのための5枚のお皿・クリスマス

ケーキとプレートのコラボレーション企画5回シリーズの最終回。
今までの記事は下記をご覧ください。
企画説明は「春」の回でしています。

・Etoile AYAのための5枚のお皿・春
・Etoile AYAのための5枚のお皿・夏
・Etoile AYAのための5枚のお皿・秋
・Etoile AYAのための5枚のお皿・冬

最後にご紹介するのはクリスマス。

クリスマスのケーキ~クロカンブッシュ~

クリスマスのケーキ ~クロカンブッシュ~

「クロカンブッシュ」とはフランス語で「ごつごつした木」という意味
フランスでは古くからお祝い事に欠かせない伝統的なケーキです
小さなシュークリームを
ツリー状にたくさん積み上げて作るデコレーションケーキ
その形には「幸せが天まで届くように」という願いが
込められているそうです
サクサクのサブレの上にプチシューを小さく積み上げて
生クリームといちごでデコレーションし、あめがけしたら
・・・ほら、小さなクリスマスツリーの出来上がり
プチシューにはなめらかなカスタードクリームが
たっぷり入っています
クリスマスを演出する楽しいアイテムとしていかがでしょうか


クロカンブッシュのプレート・クリスマスのねがい星

クロカンブッシュのプレート
~クリスマスのねがい星~


クリスマスは1年で一番楽しい行事のひとつ
そんなクリスマスのケーキ
独り占めクリスマスツリーをこのプレートに載せると
あなたのもとに届くクリスマスツリー型流れ星に
これならどんなお願いでも叶いそうです
ところでサンタさんは一体どこへ?


願い星

プレート単独で見ると「なんだろう?」な感じだが
このクロカンブッシュを載せると、全体として流れ星が完成する。

「ケーキを載せて完成する皿」

という意味では、一番制作意図がはっきり見える仕上がりになった。
苦心したのはリムに描いた星空の色。
デザインはかなり早い段階で決まって、悩んだのは色彩設計。
ケーキの色が引き立ち、なおかつ明るく楽しいイメージでということで
こういう色調になった。
窯から取り出した時にほぼ狙い通りの色に仕上がって
ホッとしたのを覚えている。

ケーキの方もベースの星形サブレがプレーンのバージョンなど
何種類もの試作を重ねてくれて、完成したのがこちら。
目に楽しく、食べておいしいという最高のケーキ。
試作は冬だったので問題なかったのだが
実は撮影が6月だったのでいちごの入手が大変だったらしい。
そんなわけで写真のケーキには外国製のいちごを使用。
今の季節ならバッチリ国産いちごで楽しめる。

ツリーのガーランドのような金色の糸状のものは
シュクル・フィレ(糸飴)と呼ばれるもので
小さな鍋に溶かした砂糖をフォーク(だったかな?)
で空中に線を描くように動かして作る。
・・・こういうのを目の前で見せられると
パティシエールちゃんてやっぱりプロなんだな、と再認識。
もちろんプロなのだけど、学生のころから知ってるので妙に感動!
プレートのデザインを見て、星形や球状の
デコレーションシュガーとブルーベリーをお皿に散らしてくれた。
このあたりは相変わらずお見事。

ところでこのケーキには生のひいらぎが飾ってあるが
あくまで撮影用なので、決して真似をしないで欲しい。
観賞用の花や樹に使う農薬は野菜や果実に使う農薬と
あたりまえだが基準が違うし、植物の種類によっては
それ自体が毒性を持つものもあるので(たとえば紫陽花の葉っぱとか)
エディブルフラワーなど、食用で作られたもの以外は
食品と一緒に飾らないのが基本と思った方が良い。
凄く気を使う人だと、同じ買い物かごや袋に
花と野菜や果物を一緒に入れること自体嫌がります


さて、会場では春夏秋冬のプレートはプレートハンガーで立て
このクリスマスのプレートだけ平置きにしてあった。

プレート

会場では

「このお皿はそ~っと持ち上げて裏側も見てね」

という表示付き。
裏がどうなっているかと言うと・・・

お皿の裏には・・・

ケーキでお腹いっぱいのサンタクロースとトナカイ。
このお皿を洗う人だけが見ることのできるサービスショット(笑)

通常展示会では「作品にお手を触れないでください」と
表示してあるし、もちろんこの展示会もそうだったのだが
特に食器の様なものって触ってみたいんじゃないのかな、というのがずっとあって。
会場でお客様が嬉しそうにお皿をひっくり返していたのが
見ていて楽しかった。

いつか、これらのお皿に実際にケーキを載せて
実際に食べてもらえるイベントなんてのが出来たらいいなあというのが
密かなる野望である(^^)


5回に渡ってご紹介させて頂きましたが、少しは展示会気分を
味わって頂く事が出来たでしょうか。
長らくのお付き合い、ありがとうございました。

2008年制作
同年8月 銀座清月堂画廊アーティストコレクションクラブにて展示
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