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春のプレート~第4回~

春のプレート、の4回目最終回。

前回までの記事はこちらをご覧ください。

春のプレート~第1回~
春のプレート~第2回~
春のプレート~第3回~

8番目のお嬢さんは、モガ。

昭和初期(モガ)

1920年代、大正末期から昭和初期。
やはりなんといっても特徴的なのは「断髪」と呼ばれるショートボブ。
サザエさんに出てくるワカメちゃんばりの
今見てもかなり勇気のいる大胆なカットだ。
有史以来ここまで日本女性に髪を短くするという習慣がなかった。
平安時代の「尼そぎ」(尼僧や、出家した女性の髪形)でさえ
肩にかかる長さのボブだったくらいだし。
ものすごい勇気が必要だった気がするが
(実際、髪を切ったことで親に勘当を言い渡されたり
 泣かれたりするケースもあったらしい)
実際にカットした女性って、何かものすごく開放されたのかも。
この頃のファッションって独特の時代感があって
今見てもなかなか魅力的だ。

9番目のお嬢さんは、昭和の高度経済成長期。

昭和高度経済成長期

パンタロンと迷ったのだが、ミニワンピースで。
ミニスカートの爆発的流行、ということで昭和40年代くらいかな。
母の証言(?)によると、当時は老いも若きもミニスカート!
だったのだそうだ。
確かに子供の頃って母のスカート丈は短かった(笑)
ミニスカート、ヒップボーン、パンタロン・・・と
この頃はかなり独特なファッションが多い気が。
サイケデリック柄やジオメトリック柄もこの頃じゃなかったかな。
実はエミリオ・プッチが出てきたとき
この頃のパターンの匂いがして懐かしい、と思った。
そう言えば、髪を染めるのってこの頃が最初なのかも。

10番目のお嬢さんは現代。

平成

丁度これを描いていた頃は
ショートパンツにオーバーニーソックスが流行していた。
明るくカラーリングしてゆるふわのパーマをかけた髪
ばさばさまつ毛の目力メイクと
どこかお人形さんチックな感じ。
高度経済成長期もつけまつげが流行していて
「懐かしの○○」なんてVTRに出てくる
当時のアイドル(今では大御所)の
ばさばさつけまつ毛にビックリしたりするのだが
あの時とまた違った方向性というかなんというか。
10年くらいたってから見ると
「なんでアレが流行してたの?」
と、不思議な感じになるのかもしれない。

もっと細かく分割していくと更に色々おもしろいのだが
お皿のデザインということで、特徴的な所を
10か所ピックアップしてみた。
時代時代で様々な移り変わりがあるのだが
若いお嬢さんが思い思いのファッションで身を飾るのは
なんとも微笑ましい。
時代が豊かになってきたこともあるが
自由にファッションを楽しめるのは平和な時代だからこそ。
戦時中の服装の、なんと窮屈で美しくないことか。
国民から綺麗なものや楽しいことを取り上げて武器を作るのではなく
むしろみんなが武器を捨ててくだらないけど面白い、くらいのものを作る
そんな平和な世の中であってほしいものだ。


2011年8月 制作
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