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2013徳島ツアーレポート・その3

毎週金曜日は徳島ツアーレポート!
ということで、よろしければお付き合いください。
ちなみに、過去のレポートはこちら。
2013徳島ツアーレポート・その1
2013徳島ツアーレポート・その2

システィーナホールと同じ地下3階には他にもスクロヴェーニ礼拝堂や
聖ニコラオス・オルファノス聖堂などの環境展示(この場合は
再現、と言ったらいいかな?)があるが、系統展示として
フェルメールの部屋が。

ここでちょっと愕然!
陶板プリントだとマチエールがわからない!!
絵画でのマチエールと言うのは、絵具の厚みやタッチなどの質感のこと。
実物でも近づく事の出来ない天井画などは陶板でも全く問題ないが
マチエールのない油絵って微妙。
妙なところでマチエールの重要性を再確認。

ただし!写真を後から見てまた愕然!!

真珠の耳飾りの少女

真珠の耳飾りの少女。
会場で見た時にはターバンの青が微妙に淡い?とも思ったが
撮影した画像を見ると驚きの再現率(笑)
会場だけでなく、旅行から帰って来てから
もう一度楽しめるというのが新しい!!

貴婦人と一角獣のタペストリーの中の1枚、「我が唯一の望み」。

我が唯一の望み

これはず~っと見たいと切望していて、今年春に
六本木の国立新美術館で展覧会があった作品だ。
記憶に新しいこともあるし、何せオリジナルは布製のタペストリー。
会場で現物を見た時には素材が違うし無理があるなあ、と思ったのだが
画像で見るとこの通り。

ウサウサv

ウサギ部分のアップ。
もはやだまし絵的に楽しくなってきた!!(笑)

ダヴィンチコードでも注目を集めた「最後の晩餐」

最後の晩餐

この部屋で、反対側の壁を見ると

最後の晩餐(修復前)

なんと修復前の最後の晩餐!!
修復前・後を原寸大で見られるのはすごい!!

エル・グレコの祭壇衝立復元。

エルグレコの祭壇衝立復元

戦争で国をまたいでバラバラになってしまったものを
6枚説にしたがって復元。
これは陶板美術館だからこそ出来たこと!

エルグレコの祭壇衝立復元

この金色の衝立だけで億単位だそうですわよ、奥様!

ボッティチェリの「ヴィーナス誕生」

ヴィーナス誕生

テンペラはもともとつるんとした表面なので
これは陶板プリント向きだと思う!!

生きている間に是非とも実物を見たい
クリムトの「接吻」

接吻

この作品はわたくしが実物を見ていないので
ジャッジができないが、画集などで知っている色調に比べ
肌が赤みがかっている気がするが、実際どうなのだろう。

ゴッホ作品を集めた一角も。

ゴッホシリーズ

・・・ゴッホの2段掛けなんて
ゴッホ展でもありえない贅沢さな気がする。

ルノワールの「団扇を持つ少女」

団扇を持つ少女

・・・の前で、同じポーズで遊んでみたv
夏場なら扇子を常備しているのになあ、ちょっと残念(笑)

ピカソの「ゲルニカ」。

ゲルニカ

ご存知の通り門外不出の作品なので
サイズ感が体感できるのは嬉しい限り。


最初の方でも書いたが、マチエールを感じられないのは
絵画としては致命的だ。
ゴッホのようなタッチが命、みたいな絵では特にそれが顕著。

ただし、壁画や天井画のように移動が不可能なもの
ゲルニカのように国外持ち出し禁止になっているものは
今後日本に来る見込みがない。
もちろん、制作された現地でその土地の空気や色彩を感じながら
観賞できるのが理想ではあるが、
誰もが簡単にその土地へ行けるわけではなく
画集やスライドで観賞していることを考えれば
実物大で展示してある、ということに大きな意味があると思う。
また、マチエールがわからなくて残念だな、と思ったものが
写真に撮ってみるとビックリするくらいリアルに見えるという
イリュージョンのような時間差の楽しみもあり
わたくし個人としては大変楽しむことができた。

12月から3月の毎週土・日にはアートミステリーツアーが開催されるほか
時期に応じて様々なイベントが企画されるのもみどころ。
もしおいでになるときは、是非丸一日時間をとって
ゆっくりたっぷりお楽しみになることをお勧めしたい。

ああ、はしょりまくってもやっぱり長くなってしまった。
続きはまた来週。
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