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たぶん狸にはなりません・3

さて、前回50年物の茶釜でお湯を沸かしたら
お湯がまっ茶色だった、と書いたのだが
どれくらい茶色かったか、と言うと。

関東版のカップうどんのつゆより余裕で濃い色だった

・・・と書いたらご想像いただけるだろうか。
もう、錆び錆び(涙)

そこで「茶釜」「錆び」「赤い水」
などをキーワードに目の前の箱(パソコンのことだ)で調べていくと
結構茶釜や鉄瓶が錆びて困っている人が多いらしく
鉄器屋さんなどのサイトにたどり着いた。

そこに書かれていたのは

「錆で赤くなった水を飲んでも多少お腹が緩くなるくらいで特に問題はない」

ほほう。どちらかといえばおベンピ気味のわたくしにはありがたい。
だが、とても飲んでみようと思えるレベルの赤さじゃないって!!

で、次に書かれていたのが対処法。
まず錆をたわしなどで軽く落とし(注:本来茶釜や鉄瓶の中は
触ってはいけない。どうしても錆がひどいときのみ。)
すすいだのち不織布の小袋に茶葉(出がらしで構わない)
を詰めたものを入れ、水を茶釜の8分目くらいまで入れて沸かす。
お湯が2分目を切るくらいになったらお湯を捨て、8分目くらいまで水を入れる。
この水がまた2分目になるまで沸騰させ続ける。
・・・この工程を3回くらい繰り返すと
錆の鉄分が茶葉のタンニンと結合してタンニン鉄の被膜ができ
赤い水が止まる。

というわけで試してみる。

おお!本当にこれくらいならまあ飲んでもいいかな?くらいに
水が綺麗になった。

ヤレヤレ一安心、と思って展覧会その他で1週間ほど留守にし
帰って来てからもう一度お湯を沸かしてみると

お湯がまっ茶色・Again!!


ほとほと泣きそうになりながら先生にこの話をすると

「最初のうちはとにかくしょっちゅう使わないと!
 錆が止まった、と思っても使わないとすぐ錆びるのよ」

ううう~、そうでしたか(涙)

というわけで、再び茶葉をに出してはお湯を捨て・・・の作業を繰り返し
透明とは言わないけれどお茶の色は変わらない程度
(鉄器屋さんが言うところの鉄分が溶けだした水)
までは回復した。

今、おっかなびっくり毎日意味もなくお湯を沸かして観察中(笑)

あ、いや、意味は、ある。

これ、風炉にかけておくと素晴らしい加湿器に。
冬場大体湿度が30%程度なのだが
ちょっとかけておくとすぐ50%台になる。
ダーリンに「結露するからヤメテ!」と言われて
すぐ火を止めるしかないのだが
実を言うと掛けておいた方がのどの調子が良いのだけど(^^;)

そんなわけで、念願の自宅で自主トレ環境が
なんとなく揃った。
(依然、茶釜は保護観察中だけど!)
自分が間違うところを何度も確認できるのは実にいいなあ。
だが、一つ気付いたことが。

フローリングで正座をすると、畳より早く痺れる!!
・・・そこなの?

そんなわけで、我が家にお越しの節は
よろしければ一服点てさせて頂きます<(_ _)>

ところで茶釜と言えば「ぶんぶく茶釜」。
このルーツが群馬県館林市の茂林寺で
狸が化けた、という伝説の茶釜が今も伝わるそう。
茂林寺に伝わる茶釜は熱くて狸に戻ってしまう民話とは違い
一度水を入れると、一昼夜汲み続けても水がなくならない
という伝説が伝えられているそうだ。

茂林寺では伝説の分福茶釜も宝物庫におさめられている(観覧可能:有料)。
ぜひぜひおいでませ、群馬県!(←そこなのか!)
これからの館林は、春のつつじも見事です(^^)
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