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フレンチトーストの秘密

前回のフレンチトーストの記事
「一体どこの生まれなんだろう、フレンチトースト」
と書いたら、スイーツ王子な友人からこのようなコメントをいただいた。

「フレンチ」は確か人の名前だったかと。
九州長崎にもトルコライスなるものがありますが、某国とは無関係です。

ありがとう、K山さん!!

フレンチトーストの謎の前に、まずはトルコライスから。
トルコライスというのはピラフ、ナポリタンスパゲティ、トンカツ
といった3種の洋食盛り合わせメニュー(内容はバリエーションあり)で
長崎、大阪、神戸などによく見られるらしい。
トルコライスの名がついているものの、本場トルコでは
まず見られない組み合わせのメニューなのだそうだ。
まったくトルコとは関係ないのにトルコライス、と呼ばれていることが
ちょっと有名で、この話はわたくしも聞いたことがあった。

で、フレンチトースト。
さっそくwikipediaで調べてみた。

語源については、アメリカで1724年にニューヨーク州オールバニの酒屋の店主
ジョーゼフ・フレンチが命名したとされている。
但し、第一次世界大戦のアメリカ軍ではほぼ同様の製法の物が
「ミルクトースト」と呼ばれていたこともあり、真偽は不明である。


よりにもよってアメリカ人のフレンチさんだったのか!
横浜に住む川崎さんとか、博多に住む長崎さんクラスのややこしさ。
予備知識なしで「フレンチトースト」と聞いたら、フランス発祥と思うよねぇ。

フレンチトーストは、ヨーロッパの様々な国で作られていたことが記録に残っており、
最も古い記録は4世紀終わりから5世紀初めにかけて編纂された料理書アピキウス
の中で「アリテル・ドゥルキア」(Aliter Dulcia)
つまり「もう一つの甘い料理」とのみ呼ばれるもので、パンを牛乳にひたして作るが、
鶏卵の使用については言及されていない


4世紀から5世紀って、日本はまだ古墳時代?
パリジャンやパリジェンヌがフレンチトーストを知らなくても
むしろ不思議はない、って気がしてきた。

また、別のお料理上手な友人すーちゃんからもこんなコメントが。

バゲットの美味しいよね~!
それと一度冷凍したパンを使うと液が浸み込み易いと聞いた事があるよ。
イタリアでのナポリタンも然りだね。

ありがとう、すーちゃん!

一度冷凍したパンを使うと液が浸み込み易い
というのは言われてみれば納得。
煮物に使う椎茸だとか
ジャムやソースに使う果物を一度冷凍すると
味が浸み込みやすい、っていうのと一緒なのだろう。
するとポイントはバゲットではなく
「冷凍してあった」だったのかもしれない。なるほど。

そして気になるのは最後の一文。
ナポリタンも、ってまさかまさか。
と調べてみると

ナポリタンは、ナポリの料理スパゲティナポレターナを模倣し、
日本で独自進化したパスタ料理である


本国イタリアでは、パスタとケチャップと言う組み合わせは
邪道なのだそうだ・・・えええ、ナポリに行っても
本場ナポリタンスパゲティは存在しないってこと!?
ちょっと寂しい(;;)

それにしても地名だと思い込んでいたら人名だったり
地名はついているものの現地とは何の関係もなかったり
意外と侮れないなあ、料理名。

まさかフレンチトーストでここまで話が広がるとは。
実はもっと秘密が隠れていたりして?
その他の秘密をご存知の方、
ぜひRika実験室までお知らせください。

★ 2014.8.8 9:00 追記 ★

さっそくスイーツ王子K山さんから「外国の地名・国名がついているのに
無関係な料理」のまとめ記事について情報をお寄せいただきました。
ありがとう、K山さん!
ご興味がありましたらどうぞ。
結構いい加減なネーミングの物も多いですネ。

外国の国名・地名がついているのにも関わらず、実はそれと無関係な料理
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