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オープンハートリング

オープンハートリング

久々の銀粘土作品。
今回はかなり実験的作品だ。
というのは、銀粘土は99.9%銀であるという素材と
構造上鋳造した銀に比べ隙間が多いという性質のため
市販されているスターリングシルバーのアクセサリーに比べ
曲げ強度が若干弱いのと、傷がつきやすいという特徴がある。
ペンダント等では問題にならないが
アクセサリーとして一番力がかかるリングでは
破損の原因となりかねないので
基本的にオープンタイプのリングは作らないように指導している。

ただし、焼成温度と高温のキープ時間を通常と変更すると
オープンタイプでも強度的に問題ないものができる
という情報を得たので、今回勉強会の題材にしてみた。
オープンタイプであるというのが一つ、
いつもともう一つ違う点がある。
通常銀粘土でリングを制作する場合、木芯棒に粘土を巻き
最初からリング型に成形するのだが
今回はフラットな状態に成形・焼成し
冷ましてから金属芯棒に巻いて叩く、という
彫金での製法に近い方法を取っている。

別角度から

フラットで制作する事で乾燥時間が大幅に短縮できた。
銀粘土の場合乾燥時間は制作時間の中で大きな割合を占めるので
これはかなりの工数削減。
また、テクスチャを入れたい場合など
フラットで制作する方が都合が良い場合もあるので
デザインの幅が広げられる可能性もある。

着用画像

着用画像はこんな感じ。
・・・作品はともかく自分の手が映るのがイヤン。
撮影モデルをしてくれる若いお嬢さんでもスカウトしようか。

「お嬢ちゃん、おこづかいあげるから写真撮らせてくれない?」

・・・絶対怪しい人だよね、コレ(^^;)
よい子はおこづかいやお菓子をくれるからと言って
知らない人について行ってはイケマセン!!

こちらも

もう少し空間が狭くなる予定だったのだが
高温焼成しているので思ったより収縮が大きかった。
収縮が大きいということは密度が高いということ
つまり、普段の銀粘土焼成体より強度が強いことが期待できる。

現在、実験を兼ねて無駄に身につけている。
車の運転とか、重い買い物袋を下げるとか
日常動作が結構リングにはダメージを与えるのだ。
実験を重ねて大丈夫そう!ということになったら
ぜひ教室で生徒さん達に製法を紹介して
みんなでバリエーションを広げたい(^^)

PMC3 3.5g 使用
2014年7月 制作
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