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今月の生徒作品2016年11月・さんしょううお

さんしょううお

タイトル「さんしょううお」
作者  みのりさん
制作者コメント 井伏鱒二の「山椒魚」からインスピレーションを得ました
          濃い色のビーズが良いアクセントになりました 

プリティ♪

作者のみのりさんは若い女性なのだが
両生類や爬虫類が好きだそうで、今回モチーフとして
彼女が選んだのはオオサンショウウオ。
なんともユーモラスで可愛らしく仕上がった。

今回制作者コメントに井伏鱒二の山椒魚とあったので
どんな話だっけ?と図書館に走った(笑)
詳しくは皆様に実際読んでいただくこととして
ものすごーく大雑把に言うと、体が育ちすぎて
岩屋の中から出られなくなってしまった山椒魚の話だ。

実はこの作品の制作当初、粘土の細い紐で
雫型を作って、その中にこのオオサンショウウオを入れる
という案もあったのだが、重量とコストの点で雫型をUV樹脂にした。
むむむ、井伏鱒二ならその方がよかっただろうか?
でも重いと使わなくなってしまうのでそこは譲れない(笑)
このオオサンショウウオくんもある意味樹脂の海に
閉じ込められてはいる。
だが、孤独や悲哀よりむしろひょうひょうとした
自由さを感じる気がする。
このあたりは、作者みのりさんの前向きさが出ているのかもしれない。

今回、みのりさんにはUV樹脂の扱いに挑戦してもらった。
自分で色を調合してうっすらブルーに。
気を抜くと色が濃くなってしまうところ、本当に慎重に作業をした。
最初の仕上がりが気に入らなかったらしく
果敢に作り直したので色、形、ラメの散らし具合と
隅々まで注意が行き届いている。

また、本人もコメントしていたが
チェーン通しに選んだビーズの色がグッドチョイス。
本当に良いアクセントになった。

裏側もなかなかv

サービスショット(?)で、本当は身につける
みのりさんにしか見えない裏側。
・・・オオサンショウウオの裏側ショットも
めちゃめちゃカワイイ!!
省略せず、足の指を作った甲斐があったというものだ(^^)

この作品にはかなり時間がかかったが
つなぎ、磨き、修正、UV樹脂の扱い、メガネ留めと
みのりさんはたくさんのことを習得し
確実に腕を上げた。
作りきる!という覚悟で、急がずじっくり取り組んだ集中力もお見事。
彼女のスケッチブックにはこれから作る作品の
いろいろなアイディアが描かれていて
先々大変楽しみだ。

今月の生徒作品と言うことで、11月一杯作品展示ブースに展示中。
お近くにお住まいの方は是非作品をご覧下さい。

☆過去の「今月の生徒作品」はこちら
  すべての生徒作品はタイトル画面下の「研究発表会」からどうぞ
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