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今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

タイトル「いつも手元に」
作者  Nyaoさん
制作者コメント 

道端にふと咲いていたり
どこかまで観にいかないと
お目にかかれない桔梗の花
そんな大好きな桔梗が手元に欲しくて
一輪差し風のペンダントトップに
仕上げました♪

Nyaoさんも銀粘土経験者だが
引越しで前の教室に通えなくなってしまい
うちの教室に来てくれることになった生徒さんだ。
教室をやめる方の一番多い理由が引越しなので
引っ越した先で続けてもらえるのはとても嬉しい。
うちの卒業生達も引っ越し先で
また銀粘土制作を続けてくれているといいなあ。

さて、今回Nyaoさんがモチーフに選んだのは桔梗。
制作者コメントにもある通り、花屋さんで手軽に買える
というよりどなたかのお庭やお寺で
ひっそり育てられているイメージ?と
調べてみたら、なんと絶滅危惧種だった!!
派手さはないが、凛とした素敵な花なので
なんとか次代に繋げて欲しい。

さて、作品に戻ろう。
今回Nyaoさんは、壁に掛けた一輪差しに桔梗を活けた、
という風情を目指した。

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

花も、風船のようなつぼみも、雰囲気がよく出ている!
白い色で撮影が難しかったので、角度を変えてもう1枚。

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

花芯部分もきちんと立体で作ってある!

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に

角度を少しずつ変えたことで、
全体の構造がおわかりいただけただろうか。
1枚の葉を丸めたような形の本体が花器を表現しながら
チェーン通しも兼ねている。
そこに活けられた桔梗の花にはきちんと萼(がく)が
作られている。
手間を惜しまず作られたこの小さなパーツが
作品に与える生命力とリアリティの
なんと素晴らしいこと。

また、チェーンはシルバーのチェーンに
段染めのアジアンコードを絡めてアレンジしたオリジナル。
銀粘土作品は銀一色で色の表現が苦手なので
作品にとって色が重要な場合
合成石やビーズ、レジンなどで色を添えるが
今回はチェーンに絡ませたコードで色を添えた。
コードの中から花の青紫、葉の緑が綺麗に出る部分を探し
一番綺麗に見える部分を探した苦心の作だ。

今回チャーム部分が白いのは、
実は焼成したまま磨いていない。
窯から出した時にあまりに綺麗に
白く焼きあがっていて
(部分的に銀肌が出ていたり、
焦げたような色になることもあるので
焼成後毎回完璧に真っ白になるとは限らない)
しばらくこの白を愛でたいというNyaoさんの意向で
今回はこのまま展示することになった。

Nyaoさんにとって桔梗は「いつか作りたい」と
あたためていたモチーフだったそうで
花の造形をどうするかなど
モデル制作を試行錯誤しながらじっくり取り組み
時間をかけて制作しただけのことがある
渾身の一作が仕上がった。

前の教室の先生にお見せしたら
彼女の成長をきっと喜んでくださるだろうなあ。
先生、Nyaoさんはわたくしがお預かりして
引き続き大切にお育てしますので
どうぞご安心を!

今月の生徒作品ということで、7月一杯作品展示ブースに展示中。
お近くにお住まいの方は是非作品をご覧下さい。

今月の生徒作品2018年7月・いつも手元に


☆過去の「今月の生徒作品」はこちら
  すべての生徒作品はタイトル画面下の「研究発表会」からどうぞ
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